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ベトナム語文法変換11〜15

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 さて、プログラムの改善をしつつ、ベトナム語文法変換は追加し続けており既に15まで公開している。 ブログに記していない11〜15について記しておくことにする。 ベトナム語 文法変換11・ Mặc dù Mặc dù  + 主語 + 動詞 + 目的語 +  nhưng  +主語 + 動詞 + 目的語 .〜にかかわらずも、〜だけれども 当初は似た感じの表現 Bất cứを含んだ形でスクリプト化していた。そのため、「〜だけれども」のところも選択式になっていた。 項目が多いと操作に戸惑う人が多いので選択項目は5つくらいの方が良いと感じる 生成イラストは背景を白にすることで不自然な背景に悩まされることをなくし、短時間に終わらせた。ちょっと不自然な指は直す作業せずに吹き出しで隠した。 ベトナム語 文法変換12・疑問詞 (ra) sao?/thì sao? ~ (ra) sao? 〜はどう?  (ra) sao rồi? 〜はどうだった? ~thì sao?  〜のほうはどう?  ~thì sao rồi?  〜のほうはどうだった? これは昨年8月の初めてのBeba先生とのレッスン時に教えてもらった文法、〜のほうはどう? をスクリプトにしてみた。 教えてもらったのに使いこなせていない文法が多いので、最近習った文法と並行して過去に教えてもらった文法をどんどんスクリプト化していく方針。 選択項目は最少の3、しかもデフォルトの文は1つ目を「無し」にしているので2項目しか選択していない。 これは〜のほうはどう? の〜の部分が多岐にわたっており、「あなたの母の病気」や「そのマウンテンバイク」といった構造の違う文を複数項目を組み合わせて表現しようとすると項目数がとても多くなってしまい、08の時みたいに項目が多すぎてどう操作していいかわからないという苦情を受けそうに思えたので、まとめて一つにしてしまったのである。 結果として利用者が工夫する部分が殆どない、面白くないスクリプトになってしまったかもしれない。 やはり変な組み合わせをする事が出来て、失敗を体験できる方が面白い。 かといってこのスクリプトを再度細分化して作り直すかと言うと、そこまではしたいと思っていない。 ベトナム語 文法変換13・ thì 〜のほうは〜です...

学習用ベトナム語文法変換スクリプト 04〜08

 毎週Beba先生から教えてもらう文法を忘れないために教えてもらった文法を一つずつシンプルなスクリプトを作成。 ベトナム語文法変換04▪否定の文末詞"đâu" 主語 + không + 動詞 + 目的語 + đâu.~ではないよ!/~じゃないよ! ベトナム語文法変換05▪文末詞"rồi mà" 主語+動詞+目的語+ rồi mà! 〜したじゃん!〜したのに!〜したってば! 百人一首 表示するだけ ベトナム語文法変換06▪về (1)主語+動詞+về + 名詞. ~について、関して、 (2)主語+動詞+目的語+ về+名詞 ~へ(戻るイメージ) ベトナム語文法変換07▪hầu hết/như (肯定) Hầu hết/như  +主語 + ( đều )+動詞+目的語.ほとんどの~  共に (否定)主語 +  hầu như không  +動詞+目的語.ほとんど~ない 早押し百人一首 作成中 ベトナム語 文法変換08▪文末詞" ha/nha " ~  ha!  ~ね!~だね! 共感してほしいときに使う ~  nha!  ~ね! (相手に言っておこう、相手に認識させとこう) 特に説明するまでもないかな。 百人一首関連はプログラムの練習として作っているもの。 ベトナム語変換スクリプトもプログラムの練習を兼ねつつベトナム語の構造を理解するという趣旨。 最近習った文法から作っていて、番号は作った順で習った順じゃないので、これから過去に習った文法を作っていく予定。 Javascriptを練習中という事で、特別な事は何一つしていないのでプログラムの説明をする必要はないと思う。 基本的に実用性は無く、あくまで学習用で文法を確認するプログラムとなっている。 08 文末詞 ha! / nha! については様々な場面で使われるのでデフォルトを全て「無し」として自由に文末詞と組み合わせることが出来るようにした。 興味があったら自由に使っていただきたい。

学習用ベトナム語文法変換スクリプト02,03 hay không? /hay chưa? để làm gì?

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 前回、試しに日本語からベトナム語に変換する単純なプログラムを作ってみた。 ほとんど反応はなかったが、 Beba先生 は評価してくれたので気を良くしてさらに2つ作ってみた。 ベトナム語文法変換02 hay không? / hay chưa? 〜しますか? / 〜もうしましたか? ベトナム語文法変換03 主語+動詞+目的語+ để làm gì? 何のために(何をするために)〜? どちらも前回同様に一つの文法にしか対応していない。 また、組み合わせを間違えると変なベトナム語が生成される。(ワイン、遊ぶ とか、テレビゲーム、食べる など) あくまでベトナム語文法学習用プログラムなので実用性を求めてはいない。 ベトナム語文法変換02 hay không? / hay chưa? 〜しますか? / 〜もうしましたか? Beba先生に教えてもらった文法の通りに 「〜しますか/それともしませんか hay không?」と「もう〜しましたか?/それともまだですか? hay chưa」の文に対応している。 二重動詞の望むを選ぶとmuốnが追加されて「〜したいですか/それともしたくないですか?」に変化する。 望むを選んだ状態で「もう〜しましたか」 のhay chưaを選んでしまうと変な感じになる。 ベトナム語文法変換03 主語+動詞+目的語+ để làm gì? 何のために(何をするために)〜? これは〜何のために để làm gì の質問と、それに対する返答を両方選択して質問と返答を自動生成する様に作ってみた。 目的語と動詞の組み合わせが変だと当然変なベトナム語が生成されるし、質問と返答の内容がバラバラだと変な会話になる。 「石鹸」「取る」 「顔」「洗う」 なら hỏi Bạn lấy xà bông để làm gì? trả lời Mình lấy xà bông để rửa mặt. となる。 ちなみに 「イタリア」「来る」 「お金」「洗う」 だと hỏi Bạn đến Ý để làm gì? trả lời Mình đến Ý để rửa tiền. と、rửa tiền は資金洗浄なのでちょっと物騒な感じになる。 まとめ 前回同様、教えてもらった文法を頭に叩き込むために文法の仕組みをスクリプトで作ってみた。 Javascriptの練習でもあるの...

日本語からベトナム語に変換する【なんてことない】プログラムを作ってみた

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ちょっと前にJavascriptの再学習を始めて、学習のための練習用に干支を表示するプログラムを作った。始めはただ日本語で干支を表示していたが、そのままでは面白くないので日本とベトナムの干支を同時表示するように変更した。 日本とベトナムの干支は異なるので両方を同時に表示することで違いがはっきりわかるようにした。 それがこれ→    日越干支確認 Xác nhận can chi Việt và Nhật    15年以上前、数値を入力すると自動的にベトナム語の読みを表示する関数を作ったことがあった。 当時、ベトナム語の数字の読みを練習していて自動で表示されたら便利じゃないかと思って作ったのだが、動作するようになった頃には仕組みを理解していて関数を使わなくとも読めるようになっていた。 これに気を良くした私は普通の文法もプログラムで組めないかと考えたが、数値ほど単純ではなく、作ることは出来なかった。 そして今、毎週Beba先生から教えてもらう新しい構文を一つずつ日本語からベトナム語に変換するプログラムを作ったらどうだろうと思った。 手始めに作ったのがこれ →  ベトナム語 文法変換01 主語、動詞、目的語などを選ぶとそれに合わせたベトナム語を表示するように組んでみた。 ポイントは一つの文法にしか対応していないこと。 だから状況判断的な部分はほとんどなくてシンプルにその文法を勉強するだけの内容になっている。 このようにして、一つの文法を一つずつプログラムを組めば頭の中に日本語とベトナム語の文法が叩き込まれていくのじゃないかということを期待している。 つまりこのプログラムは文法の違いを確認するためのものというよりは、作っている過程で作った私が文法を理解するためのものであり、出来上がった時点で目的は達成されている(はず) なので、プログラム自体には大した意味はない気もする。 けど、せっかく作ったので公開しておこうと思う。 興味があれば自由に使っていただきたい。

ChatGPTにベトナム語を翻訳させてみた

 Máy bay của chúng ta sẽ đến Sài Gòn lúc 8 giờ tối. みんなの自動翻訳(汎用) 私たちの飛行機は午後8時にサイゴンに到着します。 みんなの自動翻訳(対話) 私たちの飛行機は午後八時にサイゴンに着きます。 Google翻訳 私たちの飛行機は午後8時にサイゴンに到着します。 ChatGPT 私たちの飛行機は夜8時にサイゴンに到着します。 どれもほとんど同じだがChatGPTのみ「夜8時」という比較的自然な表現を使っている。 Mình đưa cô số điện thoại cầm tay của tôi cho chắc ăn. みんなの自動翻訳(汎用) 念のため、携帯電話の番号をお伝えします。 みんなの自動翻訳(対話) 念のため携帯の番号を教えておきます。 Google翻訳 私は念のため彼女に私の携帯電話番号を教えた. ChatGPT 念のため、私の携帯電話番号を彼女に渡しました。 これはChatGPTが「渡しました」で不自然。Google翻訳は主語をそのまま翻訳してしまっているので日本語らしくない。 Hôm qua em ra khỏi nhà lúc mấy giờ? みんなの自動翻訳(汎用) 昨日は何時に家を出ましたか? みんなの自動翻訳(対話) 昨日は何時に家を出ましたか? Google翻訳 あなたは昨日何時に家を出ましたか。 ChatGPT 昨日、何時にあなたは家を出ましたか? どれも普通に意味はわかるけどみんなの自動翻訳がより良いかな。 Mỗi ngày anh cố gắng học tiếng Anh. みんなの自動翻訳(汎用) 彼は毎日英語を学ぼうと努力している。 みんなの自動翻訳(対話) 彼は毎日英語の勉強に励んでいます。 Google翻訳 彼は毎日英語を学ぼうとしています。 ChatGPT 彼は毎日英語を勉強しようと努めています。 anh は私なのでどれも彼になっていて間違っている。 しかし、anhをemに変えるとどれも私になるのでanhの機械学習は難しいのかもしれない。英語のtiếng Anhも紛らわしいし。 会話ならどうなるか試してみる Em Linh nói "Em muốn học tiếng Pháp nữa" Anh Dũng nói "Sao em l...

今年の抱負のような変な文章

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さて、令和5年、2023年が始まった。 これと言って書きたいテーマがないので、今年どうしたいのかって事を年初らしく記しておきたい。 といっても、基本は継続だと思っている。 昨年8月以降、とにかく無理をしない範囲でベトナム語の学習を続けていた。 試験のような目標を設定せずに、やれる範囲で、しかし確実に一歩一歩前に進むという方針で、学習ペースはゆったりだが、復習に時間を使い、教えてもらったことをとにかく記憶に残す方針で進めてきた。 今年はこれを更に推し進めたい。 そして、最近、三国志ゲームアプリ『ごっつ三国』の表示言語をベトナム語に固定する事にして、半ば強制的にベトナム語を読まないといけない状況を作った。 以前もパソコン(Linux)の表示言語をベトナム語にしていた時期もあったが、使ったことがないアプリケーションを起動するとかなり困難な状況になり、半年ほどで元に戻してしまった。 『ごっつ三国』も以前ベトナム語に切り替えて表示を確認したり、ブログネタにした事があったが、当時はベトナム語固定にするとわからなくなってストレスが溜まったので戻してしまった。 今回、数日経過した現在、時々日本語に戻すことはあるものの、すぐにベトナム語に戻すようにしている。以前は困ってしまう事が多かったが、今は以前より分かる言葉が多くなったので、わからない言葉だけ辞書を引くとそれほど時間はかからないし、漢越語はなんとなく組み合わせで意味を推定出来るのでなんとかなる。 重要なのは嫌になるほど高い壁を設定しないことだと思う。 ほとんど理解していない時点で身の回りの環境を外国語に切り替えるのは厳しく、逆にその言葉が嫌いになってしまうだろう。 だから、既にルールを理解しているゲームで、別にわからなくても大きく困ることがない状況でベトナム語に切り替える事で、日本語だったらこう表示されていたけど、ベトナム語だとこうなんだとわかるくらいが私には丁度いい。 登場キャラが三国志の人物なので、元の漢字を理解しているから「この漢字はこの綴なんだ」というのがわかるのも楽しい。 (例)Tôn Sách 漢越語で孫策 孫=Tôn だとわかる ベトナム語という言語はとにかく最初の敷居が高い。 日本人では到底理解できない発音の難しさがあり、学習して覚えたつもりになってもまったく聴き取れず、話しても通じない。 そんな、やる気を失わせ...

誤訳? タイプミス? 楊阜と養父 Dương Phụ và Cha nuôi

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少し前、三国志ゲームアプリ『ごっつ三国』において王允(おういん)がリニューアルされた。  この固有の顔を持たない、いわゆるモブキャラといわれる状態から、以下のようにリニューアルされた。 何故王允のリニューアルを取り上げているのかと言うと、この説明文にある。 リニューアル前の王允の説明文 「夢は大きかったが失敗した漢の忠臣。しかし、貂蝉の父」 リニューアル後の王允の説明文 「漢の忠臣、美女の楊阜、隠密の謀略家」 明らかに変な文章、というかぱっと見てタイプミス? と感じる。 美女は貂蝉の意味であろうから、楊阜(ようふ)ではなく養父(ようふ)としたかったのだと思われる。 ちなみに楊阜は三国志の登場人物の一人である。ゲーム内ではほぼ出番のないキャラとして存在している。(序盤に自動的に味方に入っていた気もする) では、この翻訳ミスなのかタイプミスなのかよくわからないが、言語を切り替えてベトナム語で確認してみよう。 Trung thành với Hàn Y, cha nuôi của mỹ nhân, đồng thời là một kẻ chủ mưu bí mật. trung thành 漢越語で忠誠 忠実な、忠誠心のある cha 父 nuôi 育てる、養う cha nuôi 養父 mỹ nhân 漢越語で美人 美人 đồng thời 漢越語で同時  kẻ 者、人 chủ mưu 漢越語で主謀 首謀者 bí mật 漢越語で秘密 まとめると 「漢の忠臣、美人の養父であり同時に秘密の首謀者」 とだいたいこんな感じ やはり、養父であって楊阜ではない。 ちなみに、楊阜をベトナム語で表示すると以下のようになる 楊阜=Dương Phụ 漢越語のままの表記となっている。 追記、余談 なお、Dương Phụ の発音を日本語の50音で正しく表記することは出来ないが、どんな感じの発音なのかというと 南部ベトナム語 ユーン フー 北部ベトナム語 ズオン フ 南部発音の方が日本語の音読み ヨウフに似ていることがわかる 南部ベトナム語の方が日本語の音読みに近い例としてはもっと似ている蚩尤(しゆう)を見ると面白い 蚩尤=Xi Vưu  南部ベトナム語の発音は シー ユー 北部ベトナム語の発音は シ ヴー Vをヤ行で読む南部発音の方が日本語のシユウに似ている事がわかる

ベトナム語学習の近況 2022/12 học tiếng Việt

 8月に3年振りにベトナムに行って以降ちょっとベトナム語に対するモチベーションが下がっていたが、8、9月はChâu 先生との集中レッスンをしていたし、並行してBeba先生とのレッスンもしていた。(Châu 先生は多忙なので9月末迄と決まっていた) 10月以降はレッスンはBeba先生のみとなりマイペースで急がず無理をしない範囲でベトナム語の学習を続けていた。 多分、以前よりも復習する余裕があるので教えてもらったことへの理解度は増しているように思える。 その割には最近はベトナム語そのものに対するブログ記事を書いていない。 以前よりベトナム語の知識は増えているのだけど、知識が増えたことよりまだ全然理解していないという事実認識のほうが強くて記事にしたいとは思えないでいた。 だけども、現状を記録しておくのもの良いかと思いここに記している。 南部発音のBeba先生と毎週レッスンをしていると徐々にVをヤ行で発音することに慣れてきている気がする。 Beba先生とレッスンを始めたばかりの頃はA và B (AとB)といったVの部分をヤ行音で発音されると何を言われているのかわからなかった。với gia đình (家族と)のVも当然ヤ行、vợ chú (あなたの奥さん)のVもヤ行、何を言われているのかわからない状態だったが、毎週レッスンをしてもらっていると段々とわかってくる。 北部弁はザ行音がやたらと多いが南部弁はヤ行音がやたらと多い。それは以前からわかっていたが、8月以前はVはヴァ行音で発音していたので今ほどヤ行音が多くなかった。 gia ヤ行音 北部はザ行音 và ヤ行音 北部はヴァ行音 dạ ヤ行音 北部はザ行音 ra ラ行音 北部はザ行音 南部のラ行音の多さも凄いが北部のザ行音の多さも凄い。まるで別の言語。 文法 発音は物凄く重要で、そこを頑張らないと聴き取ることも出来ないのだけど、次の段階として文法も重要で最近は徐々に使える文法が増えてきている。 毎日のDropsでの単語学習後に作る例文では教えてもらった文法をなるべく使うようにしている。使わないと記憶が定着しないので例文作成は重要。まぁ学習した単語も使わないと忘れるので、単語と文法を両方とも記憶に定着させるために例文を作る。 ただ、誰かにチェックしてもらっているわけではないので間違った例文作ってもそのまま間違いに気...

素晴らしいBeba先生に感謝の気持ちを込めて

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 11月20日はベトナムでは教師の日 昨年は下手な絵をVĩ 先生に送ったのだけど、最近オンラインレッスンを受けているのはBeba先生のみなので今年はBeba先生の絵を描くことにした。(正確には何をあげるべきかとベトナム語仲間のhさんに相談していた時に絵を描くことを勧められたのがきっかけ) しかし、時間がないからと焦って急いで下書きもせずに絵を描いていたら見られないほど酷い絵しか描けず、自分の画力の無さを痛感した。すっかり錆びついていた。 そして更に時間はなくなっていた。 私はある方針を定めた。短時間でそこそこ見られる絵を描く。 デッサンの過程を省略し、動画から静止画をキャプチャーし、それを元に線を引く。 線はApple Pencilでフリーハンドで引く。 とにかく見られるように色鉛筆モードで線を頑張って引く、デッサンの過程を省略しているのでいきなり仕上げから入るようなもの。 そうして描き始めたのが19日の午後、つまり先週のこのブログを書く時間。 翌日は旅行で名古屋に行ったので、行き帰りの往復2時間、ひたすら線を引いた。 帰ってからも1時間位線を引いただろうか。 それで出来上がったのが、下の絵 手抜きなので一般公開はしない方針で先生とhさんにだけ送った。 けど、まぁいかに手抜きかをちゃんと説明すれば良いかと思いブログネタとして公開することとした。 手抜きとはいえ、線を引くこと自体は頑張ったので公開しないのは勿体ないような気がしたのである。 ーーーーー Beba先生はベトナム語も日本語もネイティブレベルに喋られる凄い先生で、私は毎週レッスンに感謝している。 生の南部発音に触られれる上に、ベトナム語の特性と日本語の特性を熟知した上での文法解説をしてもらえるのでとてもわかりやすい。 Beba先生のYouTubeチャンネル https://www.youtube.com/@BEBAvietnam Chúc mừng ngày giáo viên,luôn luôn cám ơn rất nhiều cháu Beba!

三年ぶりのベトナムで感じた「聴き取れなかった」と「通じた」

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 コロナ騒ぎで遠ざかったていたベトナムに三年ぶりに行った。 最大の関心事はこの三年間頑張ってきたベトナム語が通じるかどうかということ。 そして、結果は残念ながら通じるとは言えなかった。 だが、進歩を実感できる場面も結構あった。 まず、駄目だった場面 ネイティブ同士の普通の会話を聴き取るのは困難であった。 南部弁同士の会話でも一部聴き取れる単語があるだけで全体として意味がわからなかったし、北部弁の会話は壊滅的に聴き取れなかった。 聴き取れなかった理由 南部弁を練習してきたと思っていたが、実際には努力が足りていなかった。 以前の記事にも書いている様に、Vの発音は基本ヴァ行で練習してきた。 しかし、実際に聞いているとヤ行で発音している方が一般的だった。 以前オンラインレッスンで、南部在住でも現在はVをヤ行で発音するのは3割程度と聞いていたので、なんとなく、Vはヴァ行で発音しておけば良いと思っていた。 でも、ヤ行で発音されると、練習していないので全く聴き取れない。 vào(ヴァオ)が(ヤオ)で耳に入ってきたら練習していないから何を言われたのかわからなくなる。 それに、vào の南部言葉vôが使われているのでますます聴き取れない。これも当然、ヤ行音で発音されているからヨーの発音となる。 オンラインレッスンでも、このあたりはずっとヴァ行音だったし、Dropsの文でもvô ではなくvào が使われていてヴァ行音だった。 全体として南部発音を練習していた筈であったが、本当に南部の言葉を聴き取るつもりならもっと完全に南部言葉を発音しておくべきだったとわかった。 このように南部発音の徹底不足、そして南部言葉の利用不足が聴き取れない要因の一つであった。 それ以外にも初歩的な文法と初歩的な言葉しか実際に会話で練習していないから、ちょっと複雑な会話になったり、口語独特の表現が入ってくるだけでわからない。 まぁとにかく聴き取れない、わからないが印象に残った。 さらに、私の周りでは完全な南部弁話者と北部弁話者が半々に近い割合でいた。 以前ははっきり聴き取れていなかったのでここまで実感していなかったが、よくよく個人個人の発音を注意して聴くと北部弁話者が結構いるとわかった。まぁたまたま北部からの来客2名がいたことも割合を高めてはいた。 当然ながら北部弁を早口(本人は普通)で喋られると、もう全...

三年ぶりのベトナム行き直前の近況

 あと10日程で三年ぶりのベトナム行きとなる。 三年前、私はベトナムから帰ってきてこんな記事を書いた。 「ベトナム語:今回もほとんど通じなかった件(南部と北部の発音)」 三年前、そこそこ自分なりにベトナム語を頑張って勉強したつもりであったが、ほぼ全く聴き取れず会話にならなかったことについて、主にアプリで学習した北部発音と自分が毎回訪れている南部では全然発音が異なる事を要因として挙げていた。 さて、その後もベトナム語についていろんな記事を書いているので、その後どのように考えて学習を行っていたかは過去の記事を読み返せばわかる。 コロナ騒ぎによって三年間ベトナムに行けなかったわけであるが、その間、以前にもましてベトナム語の学習を頑張ったのは間違いない。 一応、ホーチミン人文社会科学大学のベトナム語能力試験をオンラインで受けてA2を取得することは出来た。 試験は南部発音だったのでこの三年間南部発音を中心に学習してきたことはプラスに働いた。 そして、いよいよ三年ぶりのベトナム、実際に現地で南部発音を聴き取れるのか?  考えるとドキドキする。 この三年間、オンラインレッスンで何度も何度も発音練習を繰り返していた。 だが、実際にスムーズに会話できるようになったかというと、そうでもない。 いや、そうでもないどころではない、未だかなり低レベルな会話しか出来ない。 要因としてはテキストに沿った発音練習がメインで、本当に自由な会話はさほどしていなかった。 それに、教えてもらった言葉や文法を繰り返し練習していなかった。 なので記憶に定着しておらず、いざというときに出てこないので会話が止まってしまう。 これは最近、過去のレッスンメモを見返していてすごく実感した。 復習と実践がまだ全然足りていない。 それに気がついて、過去のレッスンメモを見ながらレッスン動画を見返し、教えてもらった単語を単語帳に追加するという事をやり始めたのがつい最近 そんな状況の中で、これから私は積極的に新しい先生とオンラインレッスンを行っていく予定。 ベトナム行き直前で悪あがきっぽいけど、まぁでもやれることはやっておいたほうが良いと思う。 どうせだから以前からYouTubeでよく知っている先生にお願いすることにした。 ベトナムから帰ってきたときに、三年前と同じ内容のブログを書かないで済むように今頑張るしか無い!

Googleスプレッドシートのimportxml関数で2つの越越辞書を自動取得して比較

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 過去に何度かGoogleスプレッドシートのimportxml関数を使った記事を書いた。 今回も同様にWeb上で使える辞書を自動検索してスプレッドシートに取り込もうというのが趣旨。 当初はWiktionaryをAPIで呼び出す計画であった。 しかし、やってみると意外と苦戦した。 WiktionaryはWikipediaAPIと同じ仕様なので記事タイトルなどは簡単に取得できたが、記事の内容は構造が複雑で、単語によって構造が違う為一律のルールで取得する事は出来なかった。 なので、Wiktionaryからデータを取得するのは諦めた。 その後はベトナム語の辞書サイトでviệt-việt (ベトベト、越越)があるサイトを一つずつ取り込めるか試していった。 結果、2つのサイトから取り込むことが出来た。 なんで越日(ベトナム語→日本語)ではなく越越(ベトナム語→ベトナム語)辞書なのかというと、越日の場合、収録語数が少ないからである。 ただ越越辞書を取得するだけでは面白くないのでGoogleスプレッドシートのgoogletranslate関数で同時に日本語訳を表示するようにした。 ここでは、以前作成した自作関数ではなく、Googleスプレッドシート標準の翻訳関数を用いている。 正直、標準の翻訳関数は翻訳精度が低いので精度の改善のためには以前作成した翻訳関数を使うか、みんなの自動翻訳を呼び出す新しい関数を作るべきだと思う。 だが、まぁ越越辞書を頑張って読むのも勉強になるから日本語訳は補足だと思えばそれほど翻訳精度を気にする必要はない。 辞書サイトを直接使ってももちろん調べられるのだけど、2つの辞書サイトから自動取得することで、一回の検索で2種類の説明が見られること、自動で日本語訳も出るので、意味がわからないときの補足になる事が多少のメリットであろうか。 今回ちょっと苦労したのはサイトによっては例文が異なるhtml構造になっていて、その為にxpathを複数記述する必要があったこと。 まぁxpathの複数記述は以前のimportxml関数の記事でも書いたと思うのでここであんまり記してもしょうがないのだけど、2つのimportxml関数はこのように記述した。 #1 =IMPORTXML("http://tratu.coviet.vn/hoc-tieng-anh/tu-dien/l...

自分の単語帳を作る場所は検索精度で選ぶべきか?

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 言語学習において自分の単語帳を作るのがおすすめであると昔読んだ本に書いてあった。 確かに自分がレッスンで教えてもらった単語は教えてもらった用例と一緒に残すことで記憶に残りやすいし、忘れても後から確認することが出来る。 単語帳は紙のノートで作ることも出来るが、いつでもどこでも調べたい、確認したいと思うならクラウドベースのサービスに作成しておくべきだろう。 そこで手っ取り早く思いつくのはGoogleスプレッドシートになるだろう。 本格的なデータベースに記録してもよいが、表計算ソフトであるスプレッドシートなら気軽に誰でも利用できるし、GoogleスプレッドシートにはQuery関数というスプレッドシートを簡易データベースのように利用できる独自関数が用意されている。 Googleスプレッドシートなら出先でモバイルアプリからアクセスしても高速だし、家にいる時はPCからキーボードで入力すれば単語登録は素早く行える。 単語帳の記録場所として最適かと思えた。 ドキュメントと検索の比較をするまでは・・・。 Query関数を使ったような検索ではなく、普通にメニューに存在する「検索と置換」機能で検索した場合、スプレッドシートだとセルが選ばれるだけで、単語自体が選択されるわけではない。 一つのセルにたくさん文字が入っている場合、検索した単語がどこにあるかわかりにくい。 これらの単語をGoogleドキュメントに貼り付けて、同様に「検索と置換」で「đồ」を検索してみるとこの様になる。 「đồ」が含まれる3ヶ所で該当文字がわかるようにマークされている。 ぱっと見て、ドキュメントのほうが文字列検索した時の表示がわかりやすい事がはっきりわかる。 それに加えてスプレッドシートには無いチェックボックス、「ラテン文字の発音区分記号を無視する」が存在する。 これは前回の電子書籍についての記事でも少し触れたが、記号を入力できない環境や、記号を正確に覚えていない時は無視するをチェックすれば検索出来るし、正確に記憶している場合は無視するのチェックを外せば正しい検索結果になる。 状況に応じて適切な検索が可能になる便利な機能であり、スプレッドシートにはこれが無いので、この点でもドキュメントの方が優れている。 正規表現での検索 Googleドキュメント、スプレッドシートともに「検索と置換」のチェックボックスに「...

電子書籍の文字列検索が期待外れだった件

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 前回、前々回と洋書の電子書籍が国内の電子書籍よりもずっと便利であることを記した。(iOSのブックアプリ、ブックストア利用) 確かに便利であるが、実際に何度も使ってみると見えてくる事もある。 電子書籍の便利さの一つの要素として単語や文節を検索できる事が挙げられる。 辞書の場合は見出し語だけではなく、例文も含めて検索が可能であり、紙の辞書では体験出来ない利便性を享受できる。 さて、その便利な検索ではあるが、実際に使ってみると検索システムに工夫が無い事に気がつく。 私は長く検索システムに関わっており、普通の人よりは詳しい方なので、その問題について記しておく。 これは「anh」で検索した例。 しかし、検索結果の上位に一つも「anh」が無いことに気がつく。 発生している問題は2つある、「anh」で「th anh 」等のanhを含む単語がヒットしている。 もう一つは声調や母音の種類を表す発音記号が無視されている。「anh」で「ảnh」がヒットしてしまっている。 このため関係ない単語が大量にヒットし、「anh」を含む単語を見つけるのが困難になっている。 こういうのを私は検索のノイズと呼んでいる。 「anh」の場合は二種類のノイズが同時発生した事で大量のノイズが発生した。 何故このような事になるのか? まず、より問題の大きい前者の部分一致について記す。 例えばGoogleスプレッドシートやドキュメントで検索しても検索精度は似たようなものであり、この結果を仕方ないと思う人もいるかもしれない。 ただ、それは大量の文書に対して検索することを前提としていないスプレッドシートやドキュメントでは許されるのであって、大量のテキストから検索する必要がある状況ではそれなりにちゃんとした検索システムを構築するべきである。 電子書籍のような数百ページの本から単語を検索する事が通常である環境ではちゃんとした検索システムを構築して欲しいと思う。 通常、データベースに対して全文検索を行う場合は、検索精度を向上させるために言語ごとに特化した調整が行われる。 英語やスペイン語等の欧米の言語では単語をスペースで区切る分かち書きが行われている。 なので、スペースを単語の区切りとして、単語が完全に一致するものをヒットするようにするのが一般的である。 そうすれば「ACE」で「SPACE」がヒットしてしまうような...

ベトナム語の電子書籍を購入したら更に便利だった件

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 前回、英語圏の電子書籍を購入してみたらとても便利だったことを記した。 ずっと便利に使っているけど、英語が得意ではないので絵の無い単語だと説明を読むのがちょっと手間。 そこで、そもそもベトナム語の電子書籍を探せばよいのではないかと気がついた。 ベトナム人向けの日本語学習サイト「 Mazii 」はプレミアム契約をしてしまうほどよく使っているのだから、電子書籍もベトナム人向けの日本語辞書を探せば良い。 早速、iPhoneのブックアプリで日本語を意味する tiếng nhật を検索 直ぐに出てきた! Sách từ vựng tiếng Nhật (日本語の語彙集) 3000語も収録されていて、僅か650円! 不安な場合はサンプルを見ることができる。 サンプルでも67ページも収録されている。 そして、これが日本人のベトナム語学習者にとっても有益だということはぱっと見てわかる。 早速、ベトナム語で検索 mèo (猫) mèo 猫だけではなく、mèo が含まれるcon gấu mèo アライグマもヒット! これは便利! では、逆に日本語で検索「猫」 問題なく、「猫」もヒット 便利過ぎる! 早速購入、一瞬で購入完了 閲覧開始 836ページもある といっても、これは画面サイズによって可変するページ数なので画面の小さいiPhone13miniではこのように多くなるけど、iPadProでみたら365ページだった。 そして、元となっている紙の本は240ページだと記されている。 結構大きなサイズの本なのだろう。 紙の本として持ち歩くのはかなり疲れそうだが、iPhoneなら胸ポケットに入るし、ちゃんと文字をテキストとして認識しているのでiPhoneに最適化されて表示されるので読みやすい。 そして、先に記したように検索はかなり便利 外出中でも、いつでもどこでもぱっと単語を検索できる それで、ほかに日本語関連の本がどれくらいあるのかとappleのブックアプリでブックストアを検索していたのだけど、探しづらい・・・。 ここはちょっと残念なポイント。tiếng とnhậtが含まれる本が次々と表示されてしまう。 tiếng とnhật が続いている場合に評価を上げて検索結果を最適化すれば良いのだけど、そうした工夫が無い。 しかもタイトルではなく説明の中に2つの単語が含まれているだけの本もたく...

日本の電子書籍と洋書の電子書籍の差に愕然とする(ベトナム語辞書)

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 最近、洋書の電子書籍を購入してみた。 買ったのはこちらの本 Vietnamese Visual Dictionary 要は絵付きのベトナム語辞書 絵がついているので英語がわからなくても何を意味しているのかわかるので購入。 金額も僅か500円ほどと非常に気軽に購入可能 私は日本で発行されたベトナム語に関する電子書籍は既にいくつか購入しているが、辞書の類はほとんど電子化されていない為購入していない。 まぁ電子書籍ではないがベトナム語の辞書アプリはいくつかあるので、それらはほとんど購入済みではある。 しかし全ての言葉が網羅されているわけではないので辞書はもっとたくさん欲しいと思っていた。 そこでこの格安の電子書籍があったので飛びついたという次第。 感想 まず、開いて直後、買ってよかったと思った。 まず、見やすい。appleのブックアプリなので一回購入すればiPhoneからでもiPad Proからでも簡単に開ける(※)のだけど、iPhone13miniで見てもiPad Pro(12.9インチ)で見ても見やすい。読みやすい。 ※さらにファミリー共有で家族の誰でも見られる iPhoneで見るとこんな感じで、画面に合わせて調整される。黄色になっている部分はテキストを選択してメモを行った箇所 そう、文字がちゃんとテキストとして扱われているので選択してメモをすることも出来る。 テキストデータとなっているという事がわかると当然試したくなるのが検索 tiền で検索すると、見出し語ではなくても説明の中にtiền が含まれる単語が次々と表示される。 これは便利! 紙の辞書ではこのような高速な検索は不可能だし、見出しではなく説明文の中にある文字列を探すのは困難。 この電子書籍では一瞬にしてその単語の活用事例を確認できてしまう。 まさに電子書籍のメリットが具現化されている。 紙の辞書ってでかくて重くて、文字が小さくて読みにくくて、探すのにも時間がかかって、と良い印象は殆ど無い。 それに対して場所を取らず、文字は適切な大きさで表示され拡大可能、素早く検索でき、見出し語ではなくても検索できてしまう電子辞書は利便性の塊りだと言える iPad Proで縦画面だとこんな感じ。 画面が広いので情報量が増える。 でも、まぁ辞書って色んな場面で調べたくなるものなので利用頻度はiPhoneの方が遥かに...

ホーチミン人文社会科学大学のベトナム語能力試験 結果

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4月に受けたホーチミン人文社会科学大学のベトナム語能力試験、結果についてツイートしている人を見かけたが、その後も私のところには特に連絡はない状態が続いていた。 気になって、試験の時にメールをやり取りした人にいつ結果がわかるのかとメールした。 すると、すぐに返答があり、オンラインで確認できるので確認用URLからログインしてほしいと記されていた。 そこで試験の時のIDとパスワードを再確認してログイン。 無事結果を見ることが出来た。 当然のことだけど、試験結果は全てベトナム語で書かれている。 A1,A2,B1,B2,C1,C2の6段階の結果が記されていると思っていたが、実際に見てみると違った。 まず、項目ごとの点数が記されている。 Nghe 聴解 2.55 Nói 口述 3.2 Đọc 読解 3.0 Viết 筆記 0.9 これは試験の仕様を確認すると10点満点でそれぞれ評価されている。 物凄く低い点数に見えるが、ABCランク共通のテストなのでiVPTで一番下のA1だった私にとっては当たり前の結果である。 重要なのは落ちたのか、それともA1か、まさかA2にはなれないだろうというのが私の想定であった。 Điểm trung bình 平均点 2.5/10 Xếp loại ランク Sơ cấp 2 Bậc năng lực 能力レベル Bậc 2/6 4項目の平均点が2.5、ランクは2番目、能力レベルも6段階の2番目 ん? 2番目? 1番目ならもっとも低いレベルのA1に合格した事になるが、2番目? ちょっと目を疑う。 A2だとしたら凄く嬉しいが、信じがたいのでまたメールで確認した。  sơ cấp 2 và Bậc 2/6 bằng A2 phải không?  sơ cấp 2 と Bậc 2/6 は A2 と等しいですか? すぐに返答があった Dạ đúng rồi anh nhé! はい、正しいですね! A2! 確証が得られた。遂に念願のA2を取得した! 改めて、試験の仕組みを再確認。 各項目10段階で評価される(小数点付きだけど) 4項目の平均点で能力が評価される 私の平均点は2.5なのでA2の基準2以上を上回っている! B1の基準である4には遠く及ばないのでまだまだなのは間違いない。 A2...

ホーチミン人文社会科学大学のベトナム語能力試験をオンラインで受けた

 本日、朝9時15分(日本時間)にGoogle Meetのリンクを開くよう指示があり、それを開いた。 が、なかなか承認待ちで開かないので大丈夫かと思って、メールを送ったがしばらくしてMeetの会話に参加することが出来た。 模擬試験の段階でMeetからカメラを認識しない不具合が一度発生して再起動していたので、あらかじめWindowsを再起動して、万全な体制で臨んでいた。 だが、説明が始まってしばらくして全体がフリーズ。 Chromebookならこんな不安定なことは無いのだが、買ったばかりでChromeとMaxthonの2つのブラウザしか入れていないのにWindows10ってなんて不安定なんだろうと愕然とした。 試験の説明中にフリーズするのだからたまったものではない。再起動を選ぶことすら出来ない状態に陥ったので電源ボタンで強制的にリセットを行おうとした。 その後、Meetの会話に復帰。だが、今度はマイクが認識しないという不具合発生。再読み込みをするようMeetの指示が表示される。 再読み込みを行うとチャット欄に表示されていた案内が全て消去されて見えなくなった。 そう、GoogleChatと違い、Meetのチャットは残らない仕様。再読み込みするとそこから参加したメンバー扱いとなり、それ以前のチャットが全て消えてしまう。 なので案内されていたクリックすべきURLも失われて途方に暮れる事となった。 結果、他のメンバーは自分用のURLをクリックして去っていったが、私はどうにもならずに残されてサポートを受けることになった。 だけど、A1レベルの私のベトナム語能力では説明を受けても理解するのが困難であった。 最終的には用意されたURLにMaxthonブラウザでアクセスし読解đọc hiểu のテストを始めることが出来たが、他の人よりかなり遅れてのスタートとなったようだ。 読解đọc hiểu 60分 始まってすぐ、Maxthonブラウザで表示される文字が読みづらい為、文章が頭に入ってこない。しばらくぼーっとして無駄に時間を使った。 まず、フォントが小さめで声調をはっきりと認識出来ないのがまずい。 結局、この問題は解決しないままとなったが、ぱっと見Maxthonにフォントサイズを調整する機能があるのかわからなかった。 また購入したWindowsマシンLavieはLavie独自...

急遽、ホーチミン人文社会科学大学のベトナム語能力試験を受けることになった

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 Twitterを見ていると、ホーチミン人文社会科学大学(Trường Đại học Khoa học Xã hội và Nhân văn - Đại học Quốc gia TP.HCM)のベトナム語能力試験をオンラインで受けることが出来るようになったというツイートがあった。(4月4日) 早速その記事を確認、→ [重要]日本にいながら本場のベトナム語能力試験を受けられる!!! 試験の案内 日本で受けられるベトナム語検定試験は2種類あって、昨年受けたベトナム語実用技能検定(ViLT)と今年受けた国際ベトナム語能力試験(iVPT)のどちらも北部弁での試験となっており、南部弁学習者にはハードルが高かった。 その2つしかないのだから仕方がないと嫌々ながら試験前は北部弁の音声を聴いたりして試験対策を行っていた。 しかし、本当に嫌だった。 なので、この記事を見た時は嬉しかった。日本にいながらオンラインで南部ホーチミン市にある大学の試験を受けることが出来るのだから。 もう、居ても立っても居られなくなりすぐに大学のアドレスにベトナム語でメールを送っていた。 すると、返事はすぐ来た。(英語) すかさず返信(ベトナム語) 以後はベトナム語でやり取りをした。 直近の4月23日の試験を希望ですか? と書いてあったので、まぁ早いほうがいいかと思い4月23日希望と返答した。(能力試験は奇数月と4月に行われる) 試験は100ドルかかるという。 申込み 申請書とパスポートを送る必要があるとのこと。 申請書の様式がPDFで送られてきて、写真を貼り付けて送り返す必要があったが、送ると言ってもPDFで送り返すわけなので申請書に写真画像を重ね合わせて印刷し、手書きで署名してスキャンしPDFをGoogleドライブで共有した。 オンラインでの試験は学部長の許可が必要という話であったが、問題なく許可は下りた。 送金 そして振込なのだけど、先のメールでは100ドル(12,643円)と書いてあったけど、振込むよう提示された金額は235万ドン(12,974円)でちょっと多くなっていた。 最近は円安なのでドル建てでもドン建てでも以前より割高だが仕方ない。 海外送金はWiseを使えば簡単に出来る。昨年何度も使っていたのでここはスムーズに終わった。 準備 試験日の前週木曜日に試験に必要な情報を送るとのこと。...

iVPT国際ベトナム語能力試験の結果 

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 3月31日、2月11日に受けたiVPT国際ベトナム語能力試験の結果がメールで送られてきた。 メールにはPDFが添付されており、PDFで結果を確認した。 結果は60点のA1であった。 iVPT国際ベトナム語能力試験はA、B、Cの三段階に分かれており、Aが初級、Bが中級、Cが上級となる。 そしてそれぞれに60%以上で1、80%以上で2となるのでAで60点以上はA1となる。 A2を目標に絞っていたわけなので、A1、しかも本当にぎりぎりの60点というのは想定を大幅に下回る結果となった。 結果を見た時はかなり落ち込んだが、その事をツイートしたり、話たりすると、点数が悪かったことよりA1に合格したことを祝ってくれたり褒めてくれたりする人が多くて救われた。 結果の詳細 Aは筆記や口述は無く、聴解、読解のみとなる。それぞれが50点で合計100点満点となっている。 私は普段南部の発音しか練習しないので北部発音、北部言葉の聴解はかなりの難関であると感じていた。 その対策として北部発音の学習アプリ ロゼッタストーンを最初からやり直したりしたわけであるが、結果を見ると苦手な北部発音の聴解が32.5点、読解が27.5点となった。 つまり、苦手な筈の聴解の方が読解より良い点数となっている。 読解が60%を切っている事自体が酷すぎるだけと言ってしまえばそれまでなのだけど、もし聴解があと1問間違っていたら合格しなかったと考えると、ロゼッタストーンをやり直したことは結果に繋がったのだろう。 逆に、基礎をやり直すことに重点をおいたため、A2に必要な普段会話で使わない硬い表現がまったく疎かになり、読解の悲惨な結果を生んだとも言える。 まぁ私が目指しているのは南部発音での会話であって、総合的なベトナム語能力向上ではない。 その方向性からするとこの結果は実に妥当なものであるという事になる。 Bレベルについて 箸にも棒にも掛からない結果 ここに記載しても何も考察に繋がらないので割愛する。 これから 昨年6級に合格した(5級に落ちた)実用ベトナム語技能検定試験ViLTについて、5級を受けるかどうかについては未だ決めかねているが、過去問で5級の模擬試験を試してから判断したい。 というのも、今回iVPTのBレベルを受けてみて、口述や筆記を体験したことは有意義ではあったが、自分に必要な試験とは思えなかったの...