iPad ProをChromebookのサブディスプレイにしてみた
iPad OSが17になって、USBのキャプチャーユニットに対応したというニュースが入ってきたので、以前からiPadをサブディスプレイに出来たら便利だろうなぁと思っていたので試してみることにした。(iPad OS17からUVC(USB Video Class)に対応したとのこと)
ディスプレイ化する為に必要なもの
- USBキャプチャーユニット
- HDMIケーブル(キャプチャーユニットと出力元のPCによっては違うケーブル)
- キャプチャー用のアプリ
- USB A→C変換アダプター(キャプチャーユニットがTypeCなら不要)
キャプチャー用のアプリはAppStoreでuvc viewerで検索すると色々と出てくる。
私はEasyC@Mというアプリを選んだ。
USBのキャプチャーユニットは高いのも安いのもあるが、とりあえず試すだけだからやすいので良いだろうと思い、ヨドバシでこちらを購入
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コネクタがUSB Aだったので手元にあったA→C変換アダプターを使用して接続。
なんか認識に少し手こずったが無事表示されるようになった。
けど、変換アダプターがこのタイプだと重さで斜めになり接触が悪く、動作が怪しい。もちろん見た目も悪い。
なので短いケーブル付きの変換アダプターを購入これだと問題ない。無事安定して使えるようになったので長時間利用してみる
・・・iPadのバッテリーの減りが早い。
ちょっとカフェで1時間くらい使うなら問題ないけど、数時間連続使用は厳しそう。
なので、充電しながら使う方法として給電機能のあるUSBハブを購入した。
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iPad Pro標準添付の充電器からUSBハブの給電端子に接続。
無事充電されている事を確認。HDMIでChromebookから映像出力。
問題なく充電とキャプチャーを同時に行えている。様に見えた。
様に見えたというのは、確かに充電しているマークが表示されているので給電されているようではある。
しかし、この状態で使用し続けるとバッテリーが徐々に減少していくことに気がついた。
メリット・デメリット
メリット
- 普段持ち歩いているiPadがサブディスプレイになる
- 単体の液晶ディスプレイを持ち歩くと別途バッテリーが必要だがiPadは自前のバッテリーが有るのでバッテリーを持ち歩かなくても利用できる
- 映像を表示できるだけでなくiPadから音を出せる。iPadで使っているAirPodsから音楽を聞くことが出来る
- 例えばGmailやSNS、電子書籍といったものをサブディスプレイに表示するとメインのディスプレイは広く使えるしiPadアプリで表示する場合と違ってキーボード操作出来るしコピーペーストも出来る
デメリット
- iPadのバッテリーがどんどん減る
- 高額なiPad proを単なるディスプレイとして使う事についての疑問
- 例えばGmailやSNS、電子書籍といったものはiPadアプリで表示出来るしバッテリーの消費は少ない。多くのアプリはiPadに最適化されていてiPadで直接操作したほうが見やすく使いやすいことが多い
- USBキャプチャーユニットやHDMIケーブル、変換アダプターなど持ち物が増える
- iPadのバッテリー表示などがChromebookのウィンドウと重なって最上部は見づらい
- 音量の調整がiPad側とChromebook側に別々に必要
- YouTubeなど映像を観ているとiPadからAirPodsで聴く音声と映像にタイムラグが微妙に有るように感じる。特に映像をChromebook側で表示するとタイムラグを感じる。
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