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ベトナム語の絵本を読んでみる 『7CON THIÊN NGA』(1〜4ページ)

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いつだったか覚えていないが、かなり前にホーチミン市で買った絵本『7CON THIÊN NGA』を読んでみる。 実は一行ずつ解読していく過程を全て記していたのだけど、原文を全て記してしまうと著作権法違反で訴えられる可能性がある。 実際にはほぼ訴えられないと思うけど、可能性がある以上原文の全文掲載はせずに翻訳した結果と気になった単語などを記載する事にした。 7CON THIÊN NGA Con は子供 Thiên nga は白鳥 7匹の白鳥の子供という意味だろうか Trang1(1ページ) 昔、昔、王国で 皇后が早くに亡くなり、7人の若い王子と1人の若い王女が残された 王女の名はアリサ 家族みんなで幸せに暮らしていた (Nàng tên là Alysaと書いてあり、em とかとは違う、見たこともない人称代名詞らしい単語があって調べると「高貴な若い女性の人称代名詞(Nàng)」との事。お姫様とかお嬢様に使うようだ) 皇后(hoàng hâu) 失う(mất) 早くsớm 残す(để lại) 与える(cho) 徳?(đúc) 王(vua) 7 若い男性(chàng) 王子(hoàng) 秘術?(tủ) …と(và) 1若い女性?(cô) 王女(công chúa) 偉大な?(cả) 家族(gia đinh) 住む(sống) 家族が集う、団らん(sum vầy) 幸せな(hạnh phúc) Trang2(2ページ) しかし、間もなく王は若い女性と結婚した (nhà vua キング phụ nữ trẻ 若い女性) そして、王妃として部屋を与えた (hoàng hậu 王妃、妃) 彼女は利己的な人です (người ích kỷ利己的、わがまま) 凶悪な彼女は王を魅了し、父と子の愛情を切り離す方法を探した (độc ác凶悪、残酷) để chia分割する cách để chia分割する方法 chia rẽ切り離す tình cảm愛 Trang3(3ページ) ある日、彼女は王に言いました một hômある日 「陛下、私が思うにアリサ姫は大きくなりました、しかしお転婆な気性なので私の姉の家に連れて行ってしつけ直すべきです」 Tâu bệ hạ 陛下 ngổ ngáo お転婆 tính tình 気性、機嫌 thần 漢越語で臣 thiếp 妻がへりくだって言う表現 ...

読書:『ピーター流外国語習得術』

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Twitterでベトナム語についてツイートしている人たちをフォローしていると、この本『ピーター流外国語習得術』を読み返そうと思っていると呟いているのを見て、私も読んでみたいと思った。 読み進める 早速『駿河屋』で注文した。一週間後に到着。 第一章『僕の外国語遍歴』 著者は多数の言語が喋られるハンガリー人でドイツ語から始めてロシア語、スウェーデン語、フランス語、英語、スペイン語と学習の経緯が記されている。 そしてまとめとして語学習得のコツが記載されている。 ここで一番感銘を受けたと言うか共感したのは今学習している言語に集中することという一文。 こんなにたくさんの言語を喋られる人でも新しい言語を学習する時はその言語だけに集中することが必要であると述べている。 実際、私は以前ベトナム語と英語を並行して何年も学習していたのだけど、集中できないから頭の中が散漫として全く上達しなかったという経験があり、最近はベトナム語のみに集中するようになったらぐっと上達し始めたと感じている。 他にもいくつかの学習のコツが記されているが、上記の集中すること以上に重要だと思えるようなことは無い。ドイツ語習得の過程に記されている単語の丸暗記は良くないというのはその通りだとは思った。 第二章『外国語を学ぶ目的とは』 この章は外国語が使えることによるメリットがいろいろと書かれている。 特に外国語がわかれば海外のニュースを見ることが出来て、国内では報道されない情報に触れることが出来るようになるので国内向けの一面的な視点から開放されるという部分に重点が置かれているように見える。 しかし、そこで語られている例が南京事件についてを中国側の視点でみるというような偏った見方が紹介されており多角的に見ることが出来るはずなのに著者の基本的な姿勢によって情報を中立的に見ることが出来ておらず残念な内容になっている。 第三章『語学の才能って何?』 外国語の上達には母語の語彙が多いほどよいというのは参考になるかも。 基本的に語学に特別な才能は無いという形で終わっているがそこまでの内容は様々な事例で散漫としている。 第四章『ぼくの体験的記憶術』 『すぐ使ってみる』は覚えた単語をホコリに見立てて落ちてしまう前に使って定着させるという事。 『自分の単語帳をつくる』はそのまんま。 ...