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ChatGPTにベトナム語を翻訳させてみた

 Máy bay của chúng ta sẽ đến Sài Gòn lúc 8 giờ tối. みんなの自動翻訳(汎用) 私たちの飛行機は午後8時にサイゴンに到着します。 みんなの自動翻訳(対話) 私たちの飛行機は午後八時にサイゴンに着きます。 Google翻訳 私たちの飛行機は午後8時にサイゴンに到着します。 ChatGPT 私たちの飛行機は夜8時にサイゴンに到着します。 どれもほとんど同じだがChatGPTのみ「夜8時」という比較的自然な表現を使っている。 Mình đưa cô số điện thoại cầm tay của tôi cho chắc ăn. みんなの自動翻訳(汎用) 念のため、携帯電話の番号をお伝えします。 みんなの自動翻訳(対話) 念のため携帯の番号を教えておきます。 Google翻訳 私は念のため彼女に私の携帯電話番号を教えた. ChatGPT 念のため、私の携帯電話番号を彼女に渡しました。 これはChatGPTが「渡しました」で不自然。Google翻訳は主語をそのまま翻訳してしまっているので日本語らしくない。 Hôm qua em ra khỏi nhà lúc mấy giờ? みんなの自動翻訳(汎用) 昨日は何時に家を出ましたか? みんなの自動翻訳(対話) 昨日は何時に家を出ましたか? Google翻訳 あなたは昨日何時に家を出ましたか。 ChatGPT 昨日、何時にあなたは家を出ましたか? どれも普通に意味はわかるけどみんなの自動翻訳がより良いかな。 Mỗi ngày anh cố gắng học tiếng Anh. みんなの自動翻訳(汎用) 彼は毎日英語を学ぼうと努力している。 みんなの自動翻訳(対話) 彼は毎日英語の勉強に励んでいます。 Google翻訳 彼は毎日英語を学ぼうとしています。 ChatGPT 彼は毎日英語を勉強しようと努めています。 anh は私なのでどれも彼になっていて間違っている。 しかし、anhをemに変えるとどれも私になるのでanhの機械学習は難しいのかもしれない。英語のtiếng Anhも紛らわしいし。 会話ならどうなるか試してみる Em Linh nói "Em muốn học tiếng Pháp nữa" Anh Dũng nói "Sao em l

ChatGPTは不思議ちゃん

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 ChatGPTが話題になり、私も使ってみようと思ったが当初はアクセスが集中してアクセスできない状態が続 いていた。 最近になってアクセスできるようになったので色々と試してみた。 驚いたのは日本語で質問すれば日本語で返答が返ってくるし、ベトナム語で質問すればベトナム語で返答が返ってくる事である。 Q.ホーチミン市の人口を教えて A.2021年時点で、ホーチミン市の人口は約903万人です。 Q.Tôi muốn bạn cho tôi biết về dân số của thành phố Hồ Chí Minh  (ホーチミン市の人口を教えて) A.Theo thống kê của Tổng cục Thống kê Việt Nam, tính đến tháng 4 năm 2019, dân số của Thành phố Hồ Chí Minh là khoảng 8,9 triệu người. Đây là thành phố đông dân nhất tại Việt Nam và cũng là trung tâm kinh tế lớn nhất của đất nước. Tuy nhiên, số liệu này có thể đã thay đổi kể từ khi thông tin được công bố. (ベトナム統計局の統計によると、2019年4月現在、ホーチミン市の人口は約8.9百万人で、ベトナムで最も人口の多い都市であり、同国最大の経済中心地でもある。しかし、この数字は情報が公表されてから変更されている可能性がある。) 情報量が言語によって大きく異なったり、回答内容に差異があるところを見ると、言語ごとに異なる機械学習が行われているように見える。 こうした情報の確認以外でもGoogleスプレッドシートの利用方法を質問すると関数の使い方を順序立てて答えてくれるので活用すると便利そうにも思える。 しかし、もっともらしく返ってくる返答が必ずしも適切ではないという事に気がついた。 「Googleスプレッドシートで日本語からベトナム語に翻訳する方法を教えて」 と質問するとこの画像のように返答があった これはわざわざApps Scriptで翻訳用の関数を作成して翻訳する手順のように見える。(実際には正確ではない) しかし、Goo

Chromebook上のLinuxにゲーム開発環境Unityをインストールしてみた

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 ゲーム開発環境UnityをChromebookにインストールしてみた。 まだインストールしてちょっとキャラクターを動かしてみただけなので、まともな感想が書ける状況ではないのだけど、なんというかちょっと触ってみた感じとして少し述べておく。 インストール Linuxを有効化してあるChromebookであれば公式サイトのUbuntu/Debianの手順で進めると普通にインストール出来る。(インストール中のメッセージで一部エラーっぽいのが出ているがちゃんと起動する) Unity HubをインストールしてしまえばUnity HubからUnity Editorはインストールできるので個別にダウンロードする必要はない。(個別にダウンロードしてしまったあとに気がついた) あ、一点、注意すべきはChromebookでLinuxに割り当てる領域。デフォルトは10Gになっていて、その状態だとUnity Editorをインストールしようとすると容量不足だと表示される。 なので私の場合は64GをLinuxに割り当てた。外付けのデバイスにインストールするなら割当を増やさなくても大丈夫かもしれない。 これでUnity Editorが起動する。 ここで注意すべきはUnity Hubを日本語に設定してもUnity Editorは日本語にならないということ。Unity EditorはUnity Hubからインストールで歯車を選んでモジュールを加えるから言語パックで日本語を選んでインストールする必要がある。 Unity Editorを日本語にするべきかについては英語のままのほうが良いという意見もあるようだが、私は日本語にしておいた。 Unity Editorが起動してしまえばもうゲームの制作は可能となっていて、こんな感じでキャラクターを動かすところまで出来てしまう。 これは適当に作ったPNG形式の禁止マークを動くようにしたところ。 ここまで試してみて、現代のゲーム開発環境は昔とは全然違うということを実感した。 画像を登録すればそれをキャラとして動かす事は即座に出来てしまう。 まぁ数年前にScratchでプログラムを試したときもそう思ったのだけど、キャラクターを動かす事や当たり判定は予め用意されている。 今現在ではそれは当たり前の事だと思われているのだろう。 私が初めてゲームのプログラムを始めた頃、当

今年の抱負のような変な文章

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さて、令和5年、2023年が始まった。 これと言って書きたいテーマがないので、今年どうしたいのかって事を年初らしく記しておきたい。 といっても、基本は継続だと思っている。 昨年8月以降、とにかく無理をしない範囲でベトナム語の学習を続けていた。 試験のような目標を設定せずに、やれる範囲で、しかし確実に一歩一歩前に進むという方針で、学習ペースはゆったりだが、復習に時間を使い、教えてもらったことをとにかく記憶に残す方針で進めてきた。 今年はこれを更に推し進めたい。 そして、最近、三国志ゲームアプリ『ごっつ三国』の表示言語をベトナム語に固定する事にして、半ば強制的にベトナム語を読まないといけない状況を作った。 以前もパソコン(Linux)の表示言語をベトナム語にしていた時期もあったが、使ったことがないアプリケーションを起動するとかなり困難な状況になり、半年ほどで元に戻してしまった。 『ごっつ三国』も以前ベトナム語に切り替えて表示を確認したり、ブログネタにした事があったが、当時はベトナム語固定にするとわからなくなってストレスが溜まったので戻してしまった。 今回、数日経過した現在、時々日本語に戻すことはあるものの、すぐにベトナム語に戻すようにしている。以前は困ってしまう事が多かったが、今は以前より分かる言葉が多くなったので、わからない言葉だけ辞書を引くとそれほど時間はかからないし、漢越語はなんとなく組み合わせで意味を推定出来るのでなんとかなる。 重要なのは嫌になるほど高い壁を設定しないことだと思う。 ほとんど理解していない時点で身の回りの環境を外国語に切り替えるのは厳しく、逆にその言葉が嫌いになってしまうだろう。 だから、既にルールを理解しているゲームで、別にわからなくても大きく困ることがない状況でベトナム語に切り替える事で、日本語だったらこう表示されていたけど、ベトナム語だとこうなんだとわかるくらいが私には丁度いい。 登場キャラが三国志の人物なので、元の漢字を理解しているから「この漢字はこの綴なんだ」というのがわかるのも楽しい。 (例)Tôn Sách 漢越語で孫策 孫=Tôn だとわかる ベトナム語という言語はとにかく最初の敷居が高い。 日本人では到底理解できない発音の難しさがあり、学習して覚えたつもりになってもまったく聴き取れず、話しても通じない。 そんな、やる気を失わせ

誤訳? タイプミス? 楊阜と養父 Dương Phụ và Cha nuôi

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少し前、三国志ゲームアプリ『ごっつ三国』において王允(おういん)がリニューアルされた。  この固有の顔を持たない、いわゆるモブキャラといわれる状態から、以下のようにリニューアルされた。 何故王允のリニューアルを取り上げているのかと言うと、この説明文にある。 リニューアル前の王允の説明文 「夢は大きかったが失敗した漢の忠臣。しかし、貂蝉の父」 リニューアル後の王允の説明文 「漢の忠臣、美女の楊阜、隠密の謀略家」 明らかに変な文章、というかぱっと見てタイプミス? と感じる。 美女は貂蝉の意味であろうから、楊阜(ようふ)ではなく養父(ようふ)としたかったのだと思われる。 ちなみに楊阜は三国志の登場人物の一人である。ゲーム内ではほぼ出番のないキャラとして存在している。(序盤に自動的に味方に入っていた気もする) では、この翻訳ミスなのかタイプミスなのかよくわからないが、言語を切り替えてベトナム語で確認してみよう。 Trung thành với Hàn Y, cha nuôi của mỹ nhân, đồng thời là một kẻ chủ mưu bí mật. trung thành 漢越語で忠誠 忠実な、忠誠心のある cha 父 nuôi 育てる、養う cha nuôi 養父 mỹ nhân 漢越語で美人 美人 đồng thời 漢越語で同時  kẻ 者、人 chủ mưu 漢越語で主謀 首謀者 bí mật 漢越語で秘密 まとめると 「漢の忠臣、美人の養父であり同時に秘密の首謀者」 とだいたいこんな感じ やはり、養父であって楊阜ではない。 ちなみに、楊阜をベトナム語で表示すると以下のようになる 楊阜=Dương Phụ 漢越語のままの表記となっている。 追記、余談 なお、Dương Phụ の発音を日本語の50音で正しく表記することは出来ないが、どんな感じの発音なのかというと 南部ベトナム語 ユーン フー 北部ベトナム語 ズオン フ 南部発音の方が日本語の音読み ヨウフに似ていることがわかる 南部ベトナム語の方が日本語の音読みに近い例としてはもっと似ている蚩尤(しゆう)を見ると面白い 蚩尤=Xi Vưu  南部ベトナム語の発音は シー ユー 北部ベトナム語の発音は シ ヴー Vをヤ行で読む南部発音の方が日本語のシユウに似ている事がわかる

ごっつ三国はシナリオに主軸を戻すべきでは?

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 三国志ゲームアプリ『ごっつ三国』はRPGと銘打っている。 確かに、ちょっとずつキャラを育成してシナリオを進めるというシステムであるからコンピューターRPGにありがちな内容である。 だが、シナリオは結構早い段階で全てクリアしてしまう。 まぁ、徐々にシナリオは追加されていっているので現在では昔より時間がかかるのだろうけど、限りがあり全てクリアしてしまうとRPG的な目的を失ってしまう。 シナリオ以外にシナリオ的なコンテンツとして伝記、迷宮、仙人の塔が存在している。 伝記はシナリオと似たものでシナリオが三国演義ベースのストーリーを追っていくものに対して史実の伝記を一人ずつ体験するようになっている。 史実ベースであることは魅力的であるが、こちらもすぐにクリアしてしまう。 迷宮は名前こそ迷いそうではあるが一直線のコンテンツで面白みは無い。こちらもすぐにクリアしてしまう。そして週に一回しかプレイできない。 仙人の塔はキャラごとに気力が設定されており、使うと気力が減少する。そういう仕組なのでたくさんキャラを育成している人が有利となる。持っているキャラの範囲でしか先に進め無い。クリアという概念が存在するのか知らない。これは他のコンテンツとは違いすぐに終わってしまうわけではない。だが、仕組み的にたくさんキャラを育成した人が有利であり、工夫する要素が少なく面白みが感じられない。この為、このコンテンツを目標にキャラを育成する人は少なそうである。 ごっつ三国のキャラはシナリオ的なコンテンツ向けのキャラと対戦向けのキャラがある。 例えば医者として有名な華陀はウェーブ毎に回復スキルが発動する。ウェーブとはシナリオにのみ存在する概念であり、大概のシナリオは3つの場面に分かれており、この場面一つ一つをウェーブと称している。対戦では開始時に一回スキルが出るのみである。 華陀のようなキャラはシナリオでは重宝するが、対戦では特別感はない。 ごっつ三国の問題はRPGと銘打っておきながらシナリオ的コンテンツはすぐにクリアしてしまいやることがなくなる事である。 そうすると面白くもなんとも無いクリア済みシナリオの周回という作業を行い、キャラを育成し、対戦コンテンツで勝利することを目指すのが主軸になってしまう。 主軸がシナリオから対戦に移ると、華陀のようなシナリオで効果を発揮するキャラをメインで育成する意味が無く

ベトナム語学習の近況 2022/12 học tiếng Việt

 8月に3年振りにベトナムに行って以降ちょっとベトナム語に対するモチベーションが下がっていたが、8、9月はChâu 先生との集中レッスンをしていたし、並行してBeba先生とのレッスンもしていた。(Châu 先生は多忙なので9月末迄と決まっていた) 10月以降はレッスンはBeba先生のみとなりマイペースで急がず無理をしない範囲でベトナム語の学習を続けていた。 多分、以前よりも復習する余裕があるので教えてもらったことへの理解度は増しているように思える。 その割には最近はベトナム語そのものに対するブログ記事を書いていない。 以前よりベトナム語の知識は増えているのだけど、知識が増えたことよりまだ全然理解していないという事実認識のほうが強くて記事にしたいとは思えないでいた。 だけども、現状を記録しておくのもの良いかと思いここに記している。 南部発音のBeba先生と毎週レッスンをしていると徐々にVをヤ行で発音することに慣れてきている気がする。 Beba先生とレッスンを始めたばかりの頃はA và B (AとB)といったVの部分をヤ行音で発音されると何を言われているのかわからなかった。với gia đình (家族と)のVも当然ヤ行、vợ chú (あなたの奥さん)のVもヤ行、何を言われているのかわからない状態だったが、毎週レッスンをしてもらっていると段々とわかってくる。 北部弁はザ行音がやたらと多いが南部弁はヤ行音がやたらと多い。それは以前からわかっていたが、8月以前はVはヴァ行音で発音していたので今ほどヤ行音が多くなかった。 gia ヤ行音 北部はザ行音 và ヤ行音 北部はヴァ行音 dạ ヤ行音 北部はザ行音 ra ラ行音 北部はザ行音 南部のラ行音の多さも凄いが北部のザ行音の多さも凄い。まるで別の言語。 文法 発音は物凄く重要で、そこを頑張らないと聴き取ることも出来ないのだけど、次の段階として文法も重要で最近は徐々に使える文法が増えてきている。 毎日のDropsでの単語学習後に作る例文では教えてもらった文法をなるべく使うようにしている。使わないと記憶が定着しないので例文作成は重要。まぁ学習した単語も使わないと忘れるので、単語と文法を両方とも記憶に定着させるために例文を作る。 ただ、誰かにチェックしてもらっているわけではないので間違った例文作ってもそのまま間違いに気が付かな