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Darlinと叫んで思ったこと

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 『歌ってみた』で吉川晃司の『せつなさを殺せない』を歌ってみて、頻繁にDarlinと歌う(叫ぶ)のが印象的なのだけど、吉川晃司の歌で出てくるDarlinは女性の最愛の人を意味しており、男性から女性に対する呼びかけで使われている。 【歌ってみた】『せつなさを殺せない / 吉川晃司』 歌詞の世界では昔からダーリン(Darlin / Darling)は男性から女性への呼びかけで使われていたけど、90年代後半以降ではそんなに聞かれなくなった気もする。 Darlinは男性から女性、女性から男性、どちらにも使う言葉なのだけど、日本では女性が彼氏に対して使われることが多く、男性が女性に対して使うと変な顔をされる事がある。昔、彼女の事をダーリンがといったら意味が通じなかった。 Wikipediaにも載っているけど、「ダーリン」が男性に対する呼称だと勘違いが広まったのは昔放送されていた海外ドラマの『奥様は魔女』で主人公の旦那さんの名前がダーリンだったことが大きいようだ。 Darrinなので綴も発音も違うのだけどカタカナにしてしまうと同じダーリンになってしまう。 『奥様は魔女』の次に勘違いを広めたのはアニメ『うる星やつら』だと思われる。 ヒロインの宇宙人ラムは「ダーリン」が旦那を意味する言葉だと思っており、常に主人公あたるの事をダーリンと呼んでいる。これは『奥様は魔女』で広まった勘違いが影響しているのだろう。 昔、好んで児童文学を読み漁っていた頃、主人公の少女がDarlinと呼ばれるのが嬉しいというセリフがあって、とても印象的だった。欧米の少女が主人公の児童文学であるのは間違いないけど、なんて本の誰が言ったセリフかは過去の読書感想文を調べてみても出てこなかったのでよくわからない。 ただ、女性が男性に言われて嬉しい言葉というのが日本で広まっている「ダーリン」の印象とは全然違ったので、Darlinという言葉を意識するきっかけになった。 男性アーティストが女性に対する呼びかけとしてDarlinを使う最近の事例があるかどうかわからないけど、今年発売されたMrs. Green Appleの『ダーリン』は「 一人じゃないっていう意味を込めて、僕はこの曲に『ダーリン』というタイトルを付けました。」という記述をみかけた。 この「ダーリン」という曲、タイトルはカタカナだけど、歌詞ではDarlin...

声の活動を始めました

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はじめに 阮文です。 さて、私は自分の声をスピーカーで聴くとものすごい違和感があって、声の活動をする予定はありませんでした。 実は一年前に声優のJiRさまが歌を公開しているのを見て、楽しそうだなぁと思いマイクの購入までは行っていたのですが、試しにちょっと歌って収録された音声を聴くと……。 違和感がひどくて声の活動はやめておこうと思ったのでした。 それが昨年の5月6日 既に前回のブログで記しているように『或る夏の日々』振り返り鼎談を収録して公開しました。 これは初めて私の音声が収録されて公開されたものであり、全ての始まりでした。 しかし、この時に収録された音声は私が緊張していてセリフを棒読みしていたり、はっきり発音しないせいでノイズ扱いされて子音が消えていたりで、聴いていて恥ずかしくなるものでした。 勿論、鼎談に協力していただいたりささん、JiRさまのお声はちゃんと聴き取れますし、お二人には感謝しかありません。 始まる とはいえ、自分の声はここまで聴き取りづらいものだろうか? というか、まずノイズキャンセルで消えている部分の無い声を収録してどんな風に聞こえるかまず確認しようということでUSBマイクから直接録音(Audacity)で朗読を行いました。 朗読 宝島序文(stand.fm) それが、宝島の序文『買うのを躊躇する人に』青空文庫です。 まぁ、特別聴く価値のあるものではありません。 あくまでノイズキャンセル無しでそのままの声を録音するとどうなのかを確認したかったのですから。幸い思ったとおり子音が消えて意味不明になるという現象は起きませんでした。 一人での収録なので取り直しは何度でもできます。 鼎談の時よりは一歩前に進んだと言えるでしょう。 歌ってみた『オリオンをなぞる/UNIZON SQUARE GARDEN』(stand.fm) 朗読を公開してしまうと、すっかり勢いがついており、鼎談であれだけ恥ずかしい音声を公開しているのだから、今更何を公開しても恥ずかしくないという開き直りもあり、歌を公開することにしました。 どうせだから好きな歌を気持ちよく歌ってみようということで『オリオンをなぞる』を選曲しました。 朗読ではAudacityで行いましたが、歌はやっぱりリバーブがかかっているべきだと思うので、後からの加工ではなく歌う段階でリアルタイムにリバーブがかかる環境が良...

今年初めての、そして半年ぶりのブログ

 以前は毎週のように記していたこのブログ、最後が7月23日なので半年以上間が開いてしまった。 書くことが無かったわけではなくて、書きたいことは色々あったのだけど、精神的な余裕がなくて書けなかった。 それでは何故今ブログを記しているのかというと、余裕のない原因が解消されたからである。 余裕のない原因、それは1月31日に発表したゲーム、ボイスドラマ✕テキストアドベンチャー『 或る夏の日々 』の制作であった。 リリース後も毎日改修を続けたり、告知用の動画を作成したりしていたが、昨日でほぼ一通りの作業が終わった。 発表したばかりで、まだ正式な制作ノートを記す気分ではないので作品についての詳細はここでは記さない。 でも、ブログが書けなかったほど余裕がなかったのは、前回のブログで記したボイスドラマにはまったことがきっかけでなんとなくボイスドラマ的なゲームを作りたいと思ってしまった事が原因である。 この何となくボイスドラマ的というのは何も形が無いので、どう進めるのか、どんな仕組みにするのか、何もないところから始まった。 制作を始めてしまった後も、どこまで作るのかとか、登場人物は何人出すのかとか、とにかく何も決まっていなくて、いつ終わるのかが全く読めない。 何をもって終わりにするのかもわからない。 いつ終わるのかわからない作業を進めていると、とにかく終わらせたいという気持ちと、でも最低限やらなきゃと思っていることは終わらせようという気持ちが自分の中でぐるぐる回り余裕がなくなる だから他の何かに手を付けることが出来なかった。 なにか思うことがあってもブログに記すことは出来なかった。 そんな事をしている暇があったらゲームを制作しなければならない、そう思った。 そんな状態が半年も続いた。 昨年末には前回のブログに記した音声配信サイトhearが閉鎖された。 既に、サーバーが不安定で開けないことも多かったので、活動する人も他の配信サービスに移っていた。 なので私も途中からはstand.fmを中心に聴くようになり、hearはあまり開くことも無くなっていた。 しかし閉鎖が決まった12月にはここでしか聴けないものを聴いておこうとして毎日hearを開いていた。 昨年、初めて自分のゲームに音声を依頼して、それがきっかけで JiRさま の作品を聴くようになり、JiRさまと共演していた りささん ...

気づいてしまった、私の『好き』

 ここ最近の自作ゲームでは声優のJiRさまにご出演いただいており、自分が作った他愛もないセリフにJiRさまのお声が入ると突然いきいきとしてくるのだから不思議だなと思っていた。 それで、ふと気になって JiRさまが出演しているボイスドラマ をいくつか聴いてみた。 作品の内容についてはここでは触れないけど、聴いていると儚さや切なさといった感情がこみ上げてくる。音声だけの世界で映像がなく、具体性に欠ける中で印象という翼が広がっていくように感じる。 それで、私はある事実に気づいてしまった。 私は昔から声だけのドラマが好きだったのだ。 あまり意識していなかったし、積極的に聴いてこなかったのだけど、多分、きっと、恐らく、大好き。 考えてみれば私は寝る前に『JET STREAM』を聴くのが好きだった時期があり、ほぼほとんどのCDを購入している。 『JET STREAM』ってBGM的な曲の合間合間にちょっとした朗読が入るのだけど、それがたまらなく好きだった。 もっと昔に遡っても自分の好きな小説がラジオドラマになるとなるべく聴くようにしていた事を思い出す。(といっても聴き逃す事も多かった印象だけど) 好きだったのに向かい合ってこなかった。 よくわからないけど意識しようとしなかった気がする。 多分、ゲームとか本とか、漫画とか音楽とかいろんな好きがあって、優先度的に前面に出ることがなかったのだろう。( ※ ) でも、あらためて聴いてみると、もっと聴いてみたいと思う。 今まで向かい合ってこなかった、自分の『好き』を再認識した。 全然気にしてこなかったから知らなかったけど、音声を配信するサービスというのは結構いろいろあるようだ。 hear.jp  というものがあるのも最近初めて知った。他にも無料で聴けるPodcastやYouTubeでの音声のみもたくさんあるようだ。 HEARシナリオ部 というのがあって、ここでたくさんボイスドラマを公開しているようなのでとりあえずいろいろ聴いてみようと思う。 なんだかちょっとワクワクしている。 ※正確な記憶ではないけど、ドラマCDって1回か2回しか聴かないのに音楽CD並みに高くて費用対効果が悪いと感じていたかも

勘違いが広まる仕組みを懸念する

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 ゲーム制作中に表記をアルファベットにするかカタカナにするかで迷う事はよくある。 最近公開した“D&B Part1『脱出』”でもfloorの表記をアルファベットのままにするか、カタカナにするかで迷った。そしてゲーム内のタイム表記やFloor Clearといった表記はアルファベットのままとしたがハイスコア確認用のプルダウンメニューでは総合や最近と並べた時にカタカナの方が自然だという事でフロアー1、2というカタカナ表記とした。 しかし、Floorのカタカナ表記は「フロアー」「フロア」と長音のあるなしで表記揺れがあったので、アルファベットをカタカナにする規則、floorはカタカナでどの様に表記すべきかをGoogle検索で確認する事にした。 「フロアー」で検索するとこの様に「関連する質問」という通常のサイト検索結果とは別にGoogleが関連すると判断した内容が表示されていた。  そこには「フロア フロアーどっちが正しい?」という項目が存在し、開くとこの様に 「基本的に『フロアー』という言葉はありません。『フロア』が正解です。文部省の外来語の書き方で決められています」 と表示された。 これを見て、私は「え!?」とこの内容に大きく疑問を感じた。  これはYahoo知恵袋にリンクしていたので内容を確認。 Yahoo知恵袋の記事  Googleが引用した内容そのままの短い回答内容であった。  文部省の外来語の書き方で決められているというが詳細が何も記されていないので調べることにした。 HOME > 国語施策・日本語教育 > 国語施策情報 > 内閣告示・内閣訓令 > 外来語の表記 > 留意事項その2(細則的な事項) 外来語の表記 留意事項その2(細則的な事項) ここを確認すると、「3 長音は,原則として長音符号「ー」を用いて書く。」とあり、その注3では 「注3 英語の語末の‐er,‐or,‐arなどに当たるものは,原則としてア列の長音とし長音符号「ー」を用いて書き表す。ただし,慣用に応じて「ー」を省くことができる。」 と記載されている。 つまり、orで終わるfloorは長音符号を用いるのが原則であり、慣用に応じて省いてもよいということになる。 なので、Yahoo知恵袋の「ベストアンサー」は勘違いな回答であることがわかる。 しかし、質問者が...

生成AIはアシスタントみたいなもの

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 自作のスクリプトにイラストを付け加えてみると華やかでわかりやすいと感じたので過去のスクリプトにもイラストを付与してみることにした。 「ベトナム語文法変換09」は「〜しないで」なのでお母さんが男の子に「お菓子を食べないで」という感じの絵にする事にした。 Niji journeyに"お母さんが子供に命令している 子供はお菓子を食べようとしている --niji 5 --style cute" と命令文を与える するとだいぶ想定外の絵が出力された その後、似たような命令文をちょっとずつ変えながら5回出力させてみたが、どれも希望とだいぶ違う絵が出力されていた。 6回失敗したらさすがに命令文を変えなければならないなと思い変更 「お菓子」は抽象的すぎて結果にバラ付きが出ると思い「クッキー」と具体的な名称に変更、さらに食べようとしているも抽象的な感じなので「手を伸ばしている」に変更 命令文"男の子はクッキーに手を伸ばしている お母さんは食べないでと言っている" お、だいぶイメージに近づいてきた やはり具体的な命令が良いようだ 手を伸ばすで子供の描画が良くなってきた。 お母さんが微妙だったり居なかったりしているのでお母さんの部分をもっと具体的にしよう。 命令文"男の子クッキーに手を伸ばしている お母さん後ろに立って話しかけている" お、右上が狙ったイメージにかなり近い! これで良いんじゃないかと思ったけど、男の子の指が4本だった 右上をベースにバリエーションを作成してみる ・・・どれも指が6本だったり4本だったり不自然 この後4回繰り返したのだけど、どれも駄目だった どうもNiji journeyもMidjourneyも指が苦手らしい。 正解に近づいているのに指がどうにも不自然である これだけ繰り返して駄目だとこれ以上繰り返しても駄目だろう。 と、言うことで私は生成を諦めた。 まぁ、私は絵を描けないわけではないので、自分の手で描き変えてしまう方向に方針転換した。 iPad proでMedibang Paintを起動し、まともそうだけど子供の左手が4本指の画像を読み込ませる 上位レイヤーを追加してApplePencilでちゃちゃっと指の位置をずらし指を5本に書き換えた。 するとこの様に子供の指は5本になりイラストとして掲載可...

画像生成AIを試す Midjourney Niji journey DALL-E

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 最近は生成AIの話題が絶えない。 以前からChatGPTやGoogle Bardをちょこちょこ試してはいたが本格的に実用する段階には至っていなかった。 しかしそろそろ実用出来るレベルになっておいたほうが良いだろうと思い、色々と調査しつつ検証を進めることとした。 ChatGPTはプラグインによる強化が可能となったのでこれを機にプラグインを利用できるChatGPT-4(plus)を契約して試してみることにした。 そこで見つけたプラグイン、Photorealisticを使ってみた。 これはChatGPTに簡単な日本語の命令をするだけで画像生成AIであるMidjourneyに送る英語の命令文を作ってくれるものであった。 たが、ちょっと思ったほど適切な画像は生成されなかった。 ほぼ同じタイミングでChatGPTと同じOpneAIの画像生成サービスDALL-Eも試した。 DALL-Eへの命令もChatGPT(プラグイン無し)に依頼してみた 「DALL-Eに以下の絵を描かせてほしい  洋風の椅子に座って向かい合う二人の可愛らしい少女  二人の間には丸いテーブル  テーブルの上にはオセロ  部屋は明るく外から光が刺している」 結果はこれ "Please generate an image of two adorable young girls sitting on a Western-style chair, facing each other. There should be a round table between them, and on the table, there should be a game of Othello. The room should be bright with sunlight streaming in from the outside." それでDALL-Eが作った画像はこれ まぁ、かなり想定外の画像が生成されている その上、とにかくディテールが荒く見るに堪えない。 では、どうせなのでその命令文でMidjourneyとNiji journeyにも生成させてみた。 Midjourney ん! だいぶいい! 丸いテーブルも再現されているし絵として観られるレベル 次はniji journey おおっ! アニメ絵に特化したnij...

ChatGPTにベトナム語を翻訳させてみた

 Máy bay của chúng ta sẽ đến Sài Gòn lúc 8 giờ tối. みんなの自動翻訳(汎用) 私たちの飛行機は午後8時にサイゴンに到着します。 みんなの自動翻訳(対話) 私たちの飛行機は午後八時にサイゴンに着きます。 Google翻訳 私たちの飛行機は午後8時にサイゴンに到着します。 ChatGPT 私たちの飛行機は夜8時にサイゴンに到着します。 どれもほとんど同じだがChatGPTのみ「夜8時」という比較的自然な表現を使っている。 Mình đưa cô số điện thoại cầm tay của tôi cho chắc ăn. みんなの自動翻訳(汎用) 念のため、携帯電話の番号をお伝えします。 みんなの自動翻訳(対話) 念のため携帯の番号を教えておきます。 Google翻訳 私は念のため彼女に私の携帯電話番号を教えた. ChatGPT 念のため、私の携帯電話番号を彼女に渡しました。 これはChatGPTが「渡しました」で不自然。Google翻訳は主語をそのまま翻訳してしまっているので日本語らしくない。 Hôm qua em ra khỏi nhà lúc mấy giờ? みんなの自動翻訳(汎用) 昨日は何時に家を出ましたか? みんなの自動翻訳(対話) 昨日は何時に家を出ましたか? Google翻訳 あなたは昨日何時に家を出ましたか。 ChatGPT 昨日、何時にあなたは家を出ましたか? どれも普通に意味はわかるけどみんなの自動翻訳がより良いかな。 Mỗi ngày anh cố gắng học tiếng Anh. みんなの自動翻訳(汎用) 彼は毎日英語を学ぼうと努力している。 みんなの自動翻訳(対話) 彼は毎日英語の勉強に励んでいます。 Google翻訳 彼は毎日英語を学ぼうとしています。 ChatGPT 彼は毎日英語を勉強しようと努めています。 anh は私なのでどれも彼になっていて間違っている。 しかし、anhをemに変えるとどれも私になるのでanhの機械学習は難しいのかもしれない。英語のtiếng Anhも紛らわしいし。 会話ならどうなるか試してみる Em Linh nói "Em muốn học tiếng Pháp nữa" Anh Dũng nói "Sao em l...

ChatGPTは不思議ちゃん

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 ChatGPTが話題になり、私も使ってみようと思ったが当初はアクセスが集中してアクセスできない状態が続 いていた。 最近になってアクセスできるようになったので色々と試してみた。 驚いたのは日本語で質問すれば日本語で返答が返ってくるし、ベトナム語で質問すればベトナム語で返答が返ってくる事である。 Q.ホーチミン市の人口を教えて A.2021年時点で、ホーチミン市の人口は約903万人です。 Q.Tôi muốn bạn cho tôi biết về dân số của thành phố Hồ Chí Minh  (ホーチミン市の人口を教えて) A.Theo thống kê của Tổng cục Thống kê Việt Nam, tính đến tháng 4 năm 2019, dân số của Thành phố Hồ Chí Minh là khoảng 8,9 triệu người. Đây là thành phố đông dân nhất tại Việt Nam và cũng là trung tâm kinh tế lớn nhất của đất nước. Tuy nhiên, số liệu này có thể đã thay đổi kể từ khi thông tin được công bố. (ベトナム統計局の統計によると、2019年4月現在、ホーチミン市の人口は約8.9百万人で、ベトナムで最も人口の多い都市であり、同国最大の経済中心地でもある。しかし、この数字は情報が公表されてから変更されている可能性がある。) 情報量が言語によって大きく異なったり、回答内容に差異があるところを見ると、言語ごとに異なる機械学習が行われているように見える。 こうした情報の確認以外でもGoogleスプレッドシートの利用方法を質問すると関数の使い方を順序立てて答えてくれるので活用すると便利そうにも思える。 しかし、もっともらしく返ってくる返答が必ずしも適切ではないという事に気がついた。 「Googleスプレッドシートで日本語からベトナム語に翻訳する方法を教えて」 と質問するとこの画像のように返答があった これはわざわざApps Scriptで翻訳用の関数を作成して翻訳する手順のように見える。(実際には正確ではない) しかし...

今年の抱負のような変な文章

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さて、令和5年、2023年が始まった。 これと言って書きたいテーマがないので、今年どうしたいのかって事を年初らしく記しておきたい。 といっても、基本は継続だと思っている。 昨年8月以降、とにかく無理をしない範囲でベトナム語の学習を続けていた。 試験のような目標を設定せずに、やれる範囲で、しかし確実に一歩一歩前に進むという方針で、学習ペースはゆったりだが、復習に時間を使い、教えてもらったことをとにかく記憶に残す方針で進めてきた。 今年はこれを更に推し進めたい。 そして、最近、三国志ゲームアプリ『ごっつ三国』の表示言語をベトナム語に固定する事にして、半ば強制的にベトナム語を読まないといけない状況を作った。 以前もパソコン(Linux)の表示言語をベトナム語にしていた時期もあったが、使ったことがないアプリケーションを起動するとかなり困難な状況になり、半年ほどで元に戻してしまった。 『ごっつ三国』も以前ベトナム語に切り替えて表示を確認したり、ブログネタにした事があったが、当時はベトナム語固定にするとわからなくなってストレスが溜まったので戻してしまった。 今回、数日経過した現在、時々日本語に戻すことはあるものの、すぐにベトナム語に戻すようにしている。以前は困ってしまう事が多かったが、今は以前より分かる言葉が多くなったので、わからない言葉だけ辞書を引くとそれほど時間はかからないし、漢越語はなんとなく組み合わせで意味を推定出来るのでなんとかなる。 重要なのは嫌になるほど高い壁を設定しないことだと思う。 ほとんど理解していない時点で身の回りの環境を外国語に切り替えるのは厳しく、逆にその言葉が嫌いになってしまうだろう。 だから、既にルールを理解しているゲームで、別にわからなくても大きく困ることがない状況でベトナム語に切り替える事で、日本語だったらこう表示されていたけど、ベトナム語だとこうなんだとわかるくらいが私には丁度いい。 登場キャラが三国志の人物なので、元の漢字を理解しているから「この漢字はこの綴なんだ」というのがわかるのも楽しい。 (例)Tôn Sách 漢越語で孫策 孫=Tôn だとわかる ベトナム語という言語はとにかく最初の敷居が高い。 日本人では到底理解できない発音の難しさがあり、学習して覚えたつもりになってもまったく聴き取れず、話しても通じない。 そんな、やる気を失わせ...

素晴らしいBeba先生に感謝の気持ちを込めて

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 11月20日はベトナムでは教師の日 昨年は下手な絵をVĩ 先生に送ったのだけど、最近オンラインレッスンを受けているのはBeba先生のみなので今年はBeba先生の絵を描くことにした。(正確には何をあげるべきかとベトナム語仲間のhさんに相談していた時に絵を描くことを勧められたのがきっかけ) しかし、時間がないからと焦って急いで下書きもせずに絵を描いていたら見られないほど酷い絵しか描けず、自分の画力の無さを痛感した。すっかり錆びついていた。 そして更に時間はなくなっていた。 私はある方針を定めた。短時間でそこそこ見られる絵を描く。 デッサンの過程を省略し、動画から静止画をキャプチャーし、それを元に線を引く。 線はApple Pencilでフリーハンドで引く。 とにかく見られるように色鉛筆モードで線を頑張って引く、デッサンの過程を省略しているのでいきなり仕上げから入るようなもの。 そうして描き始めたのが19日の午後、つまり先週のこのブログを書く時間。 翌日は旅行で名古屋に行ったので、行き帰りの往復2時間、ひたすら線を引いた。 帰ってからも1時間位線を引いただろうか。 それで出来上がったのが、下の絵 手抜きなので一般公開はしない方針で先生とhさんにだけ送った。 けど、まぁいかに手抜きかをちゃんと説明すれば良いかと思いブログネタとして公開することとした。 手抜きとはいえ、線を引くこと自体は頑張ったので公開しないのは勿体ないような気がしたのである。 ーーーーー Beba先生はベトナム語も日本語もネイティブレベルに喋られる凄い先生で、私は毎週レッスンに感謝している。 生の南部発音に触られれる上に、ベトナム語の特性と日本語の特性を熟知した上での文法解説をしてもらえるのでとてもわかりやすい。 Beba先生のYouTubeチャンネル https://www.youtube.com/@BEBAvietnam Chúc mừng ngày giáo viên,luôn luôn cám ơn rất nhiều cháu Beba!

Twitter#2

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 前回Twitterについて記したが、構成をまともに考えずに勢いでまとめてしまった。 その結果、記そうと思っていた本題が抜けていたことに書き終わってから気がついた。 本題はもっと個人的な事、Twitterの運用がうまくいかない事である。 Twitter運用の現状について、記す。 現状のツイートの大半がベトナム語についてであり、他には飲食について写真付きでつぶやくことがある程度。時折ゲームについてつぶやくこともある。 それで、何がうまくいっていないのかというと、ツイートしてもほとんど誰も反応がないことである。 しかし、それはある意味当然でもある。 何故、当然なのか? それを説明するためには経緯を説明する必要がある。 ----- Twitterの経緯 自分のTwitterアカウントは作成当初は明確な目的もなく実名で作成し、ほとんど運用しない状態が続いていた。 5年ほど前に、ゲームについて思うことをつぶやいたらどうなるのかなという検証を開始した。 ついでに三国志のゲームならゲームの出来事について歴史との相違点などをいろいろつぶやいたら面白いのではないかと思って試すことにした。 それなら過去の三国志関連の著作と紐づけた方が良いのではないかと思い、ニックネームとは別にカッコ付きでペンネームも併記するようにした。 そうした行動を始めて見ると、ゲームに関連する発言を行い、ハッシュタグを付けることで「いいね」が多くつくようになり、フォローしてくれる人をフォローバックすることでプラスの循環が始まった。 ゲームに関するツイートはコメントも付くようになった。 逆にゲームに関するツイートにコメントするようにもなった。 フォローした人がゲームとは関係ないツイートをした場合でも気が合う内容にはコメントするようになった。 Twitter世界がどんどん広がっていくように感じた。 しかし、そういう順調な拡大は長く続かなかった。 そのゲーム(ごっつ三国)のプレイを辞める人も徐々に増えていった。 同じ趣味で相互フォローとなった人たちの中で、多くの人が元々の接点を失っていく。 また、自分自身も同じことをつぶやくのには抵抗があり、同じゲームを遊んでいる以上新しい話題をつぶやくのが難しくなっていった。 それに、三国志関連のゲームだから、三国志的なコメントをするという試みも始めはうまくいっているよう感じ...

Twitter

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 ツイッター、Twitter、とりあえず今回はカタカナ表記で記そうかと思ったけど、ツイートを見るとTwitterと入力しているツイートが多いようなのでやはりTwitterと記す。 最近、イーロン・マスク氏による買収で話題になっているTwitter、日本ではじわじわと利用者を増やしており、日本に限ってはFacebookよりも利用者が多いという統計データもある。(ただしいかどうかは別として) ここ数年、私はTwitterとはどんなものかと試行錯誤しながら利用してきた。アカウントを作ったのはだいぶ前で、以前は今とは別のアカウントも仕事で使っていたので利用歴は結構長いのだけど、真面目に色々と試してみようと思って使い始めたのはここ5年ちょっとくらい。 そんな私が、そろそろTwitterについて思ったことを記しておいても良い時期かと感じたのでここに記しておく。 まず、Twitterって何だというところ。Twitterやってない人もたくさんいるし、自分の考えを整理しておく為に記す。 Twitterというのはミニブログである。 ブログというとSNS発生以前に流行った、今ではあまり話題にならない媒体という印象がある。(この記事がまさにその今では微妙な存在のブログそのものではある。) しかし、Twitterは通常のブログと決定的に違うところがある。 それは140文字の文字数制限がある事である。 そんな短い文字数でどうするのか? と疑問を感じた人は多かったと思う。 けれども、その文字数制限があるがゆえに、文章になっていないような一言を気軽につぶやくという文化が生まれた。 考えてみればほとんどの人は長い文章なんて書きたくないし、読みたくもない。 文章力がない人でも気軽につぶやくことが出来るメディア、それがミニブログTwitterの魅力となった。 そして、普通のブログと違ってSNS的なフォローという概念やダイレクトメッセージ機能を搭載しているのでSNS的なコミュニケーションも行われている。 普通のブログだと興味を持ってまた読みたいと思っても自分でブックマークしたりして定期巡回するなど手間がかかるがTwitterならフォローした人のつぶやきは勝手にどんどん表示されるので楽である。 また、普通のSNSではユーザー同士、かつフレンド同士でないと発言を見られないが、Twitterでは基本的に...

サイクルコンピューターの電池を交換して積算距離を手入力

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 もうずっと前から使っている旧式のサイクルコンピューター クラウド連携とかしていないので電池を交換するときには現在の積算距離を確認してメモし、それを電池交換後入力しなければならない。 早め早めに交換しておけば問題ないのだけど、今回は(も?)画面表示が暗くなったところでまずいと気が付き、慌ててコンビニに寄ってCR2032を購入 そして、このブログの時間を使って交換することにした。 積算距離をなんとか確認 電池交換は簡単かと思ったらPanasonicのCR2032はハサミじゃないと切れない袋に入っており一苦労 手で開けようとしても開かないので鍵のギザギザを使ってノコギリのように切れ目を入れてそこから一気に開けることができた。 サイクルコンピューターのマニュアルは今は殆ど使っていないDropboxに入れてあることは覚えていたので問題なく操作を確認できた。 行うことは、まずタイヤの周長を入力すること。タイヤの写真をどこかに保存してあるはずだったけど、Googleフォトを見てもぱっと見つけられなかった。 と思ったら、積算距離と電池交換記録用のGoogleスプレッドシートにタイヤ周長もメモされていた💦 後は積算距離と現在時刻を入力 これで完了 この様に無事積算距離を引き継いでハッキリと画面が表示されるようになった。 38,452kmって結構な距離走っているなぁとも思うけど年間1,500Kmくらいしか走っていない。 昔より自転車で遠くまで行くことが減ったのが原因かな。 SPECIALIZEDのクロスバイクに乗り換えたのも、もう17年位前。 Googleフォトで自転車と検索するとすごいたくさん表示されて、一つ一つに思い出が呼び覚まされる。 過ぎ去った出来事を思い返して楽しい気分になれるように、また日々頑張らなければならないなと思う。

Facebookを利用しているのはおじさんばかりという嘘

Facebookを利用しているのはおじさんばかりという言葉が定説のように広がっている。 そして、何かに付けてFacebookを利用していない人がその事を広めようとしているように感じる。 私は複数の広告代理店とこうした話題を話したことが有ったが、多くは根拠を全く示さず定説として喋っていた。 これに対して、私は大いに違和感があった。 まぁベトナム人との交流が多い私の場合は若い世代のベトナム人が多く使っていることを知っているため、より違和感を持ちやすい状況なのかもしれない。 だが、その点を差し引いても「おじさんばかり」というのは間違っていると思う。 URLは覚えていないが以前大学の誰かが学生にアンケートを取った結果として僅か30人程度の対象のアンケートからFacebook利用者が少ないので20代は利用していないという記事を見たことがあるが、人数が少なすぎる上に恣意的に操作したとしても気づくことができない内容であり信憑性のかけらも無かった。 だが、そうした記事が堂々と公開されて定説のように広がる原因を作っていると思われる。 調査 さて、ではネット視聴率サイトであるemark+でFacebookの利用者の世代分布を見てみることにしよう。 世代 比率 20代 16.2% 30代 20.0% 40代 25.2% 50代 18.5% 60才以上 20.1% 2022年1月のデータである。 確かに40代が多く20代は若干少ないようにも見えるがほとんどの世代がまんべんなく利用しているように見える。 そこで、国勢調査による人口分布を確認する。   統計上の年齢分布と人口ピラミッド こちらのデータをemark+と比較しやすいように同じ基準で表にするとこうなる。 世代 人口 比率 20代 11,963,270 11.7% 30代 13,796,161 13.4% 40代 17,941,370 17.5% 50代 16,307,333 15.9% 60歳以上 42,632,995 41.5% 60歳以上が多すぎるが、それはともかくとして、40代が多く、20代が少ないことははっきりわかる。 ではFacebookの世代分布と国勢調査の値を比較してみる。 世代 Facebook 国勢調査 20代 16.2% 11.7% 30代 20.0% 13.4% 40代 25.2% 17.5% 50代 ...