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6+1レイヤーで月を描いてみた(ちょこっと趙嫗様)

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 えっと、15年位前に月の絵を描いてほしいと言われたことがあって、なんとなくいつかは描こうと思っていたので、描いてみたのがこれ。 月を描くと考えた時に真っ先に頭に浮かんだのは稲垣足穂的な明治の石畳とガス灯の街なみに浮かぶお月様だった。 だけど、ま、とりあえず月をGoogle検索すると、月ってそれだけで綺麗なものだなぁって思ってしまったので、じゃあ何も考えずにとりあえず月を描いてみようと画面の真ん中に淡黄色の円形を描いてみた。 しかし、それは全く月に見えなかった。 ただのまーるい淡黄色 うむ、相変わらず絵を描く才能が無いなと実感した。 そこからはメディバンペイントのいろんな機能を使って簡単に華やかにしようというコンセプトの元、月の周りをキラキラブラシで飾り付けるレイヤーを作ったり、集中線定規とキラキラブラシを使ったレイヤーを追加したり、グラデーションで光を表現したり、さらに透過グラデーションレイヤーを重ねて色の変化を付けたりした。 で、先週カフェが休みだった影響で公園でコーヒーを飲んでいた時に目の前にある木を前景ように描いてみてはどうかと思い描いたのが左側の木 最後に、どうせだから『ごっつ三国』の趙嫗様を飛ばせてみた。 このように6レイヤー+1(趙嫗様)の構成になっている。 あ、あと一つ重要な事、ただの淡黄色の円にしか見えなかった月は他のレイヤーでいくら飾り付けても月には見えなかったのでエアブラシブラシで模様付けを行った。 塗る時にはみ出ると透過で表示されている背景レイヤーが消えてしまうので始めは慎重に塗っていたのだけど、外側を明るくしたくて、はみ出さずに綺麗に塗る方法は無いものかと思って調べたら「 透明度の保護 」という機能がある事がわかったので、月レイヤーの透明度保護を設定した。 すると月からはみ出てブラシをかけても透明部分は保護されてなんの問題もなく円の外周を塗ることが出来た。 なんとも便利なものだ。 趙嫗様と連れの象はフリーハンドで適当に塗りつぶした後に消しゴムで削りながら形を作った。デッサンは無視してかなりてきとー(悪い意味)に描いた。 まぁおまけレイヤーをオフにすれば無かったことに出来るしいいかなと。 趙嫗様と集中キラキラレイヤーをオフにするとこんな感じ うん、まぁどっちでもいいレベルで下手だな。 けど、メディバンペイントは便利だなぁと思う。 他の...

ごっつ三国の趙嫗様を漫画っぽい絵で描いてみる

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  ごっつ三国の趙嫗様(Bà Triệu)を画面見ながら描いてみた。 絵を描く事から長い間離れていたのでリハビリ的な目的と現代の作画環境に慣れるという2つの目的があった。 ちょっと前に 三国志コラム で手抜きの写実的な絵を描いて掲載したことがあったが、あの時はツールのチュートリアルすら行わずに色鉛筆的な塗りを行って終わらせていた。 今回は漫画的な絵を描くことにした。漫画的な絵を描くのは実に20年以上の間があいている。 出来上がりにはあまり満足していないのだけど、メディバンペイントというツールの特性を理解するのには役立ったと言える。 自分の備忘録的に作業手順を記しておく。 1.下書き 鉛筆モードで適当に描く 消しゴムと鉛筆を何度も切り替えながら進めた 完全に一本の線にまとめたりはしない 2.ペン入れ まずペン入れレイヤーを下書きの上に作成 下書きレイヤーは透明度を半分に上げてペン入れの線を見やすくする。 今回は塗る予定の色に近い色で対象物の線を描くことを試した。 まぁ悪くないと思ったけど、象の輪郭線は当初塗る予定の色と同じ色を使ってしまって色を塗った時に凄く分かりづらかった。 なので後から象の部分だけ濃い灰色でペン入れをやり直した。 3.色塗り 色塗りレイヤーはペン入れより下に作成。 こうすることで昔のセル画みたいに適当に塗っても線に影響を与えないので色塗りが簡単にできる。 色塗り自体は結局色鉛筆的にひたすら線をひいた。 色塗りに関してはメディバンペイントの便利な機能を試すことは無かった。 4.背景 背景はメディバンペイントのグラデーション機能と集中線ガイド機能を使って作成 10分くらい ただ、この絵を見るとわかるように帽子の一部が透けて背景が見えてしまっている。 見た目は白でも白を塗っていない箇所は背景が透けてしまうという事がわかったので、慌てて色塗りレイヤーを複製して影レイヤーをつくり、シルエットを白塗りで作成した。 この影レイヤーのおかげで帽子は透けなくなった。 以上で完成