早押し百人一首 十連‼ 制作ノート
2月に正式公開した『早押し百人一首 十連‼』について、今更ながら制作ノートを記しておく。
元々、百人一首の練習用プログラムの要望があったので『百人一首(表示するだけ)』(2023/05/27)を作成した。
後、ゲーム形式で練習したほうが面白いのでは? と思って作成したのが『早押し百人一首』(2023/06/09)
シャッフルせずに順番どおりに確認することも、シャッフルすることも出来るようにした。
それからだいぶ時間が経った後、際限がないので10回で終わるようにしてほしいという要望があった。
そこで作ったのが『早押し百人一首 十連‼』(2024/02/08)であった。
基本的に10回で終わるので短時間に練習できるが基本コンセプト。自動でシャッフルし、シャッフルなしのモードは削除してシンプルにした。(なお、当初の早押し百人一首でも5連モードは途中まで作っていたが完成しないまま機能は公開しなかった。内部的には存在していたので、それをちょっと作り変えたので手間はほとんどかかっていない)
どうせだからと10回の平均秒数を8段階に評価し、その段階に応じて最後に笑顔の女性を表示するようにした。
これらの画像はnijijourneyによって生成しているが、この時点ではキャラクターを固定化するのはとても難しかったので、同じような印象の女性というレベルで生成しているだけで同一人物に見えるかは微妙。
Ver1.10
正式公開当初、Ver1.00の時点では以上の特徴で終わっていた。
この後、2024/02/24公開のVer1.10では声優のJiRさまに読み上げ音声を収録してもらったので、私の作った中では初めて音声の入ったウェブアプリとなった。
音声が入ってみると、それまで無音でテキストを眺めるだけだった状況から一変して命が吹き込まれたように感じた。
後からお話を聞くと、競技かるたの読み方で百人一首を読むのは初めてだったそうで苦労して練習されたとのこと。
私は競技かるたに詳しいわけではないので、専門的な立場の人は違う意見かもしれないけど、私にとっては十分すぎる音声だった。とてもありがたかった。
それと、いままで作成したウェブアプリは全て私一人で作ったもので、もちろんプログラミングの練習、復習を目的としているのだからそれで当然なのだけど、『早押し百人一首 十連‼』はVer1.10で音声が入った瞬間に私の作品でもあるけど、JiRさまの作品でもあるという事に気がついた。
一人で何もかも作る、自分とAIだけの世界も良いのだけど、専門の人に助けてもらうというのも良いものだと実感した。
なお、この制作ノートが2月公開から2ヶ月以上経った今になって記されている理由は、この後に公開するリバーシを扱ったゲームの公開目処がたったからである。
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