Chào buổi sáng 多言語学習アプリ故の表現か?

日本語で書かれたベトナム語の参考書にはXin ChàoやChào Anh/chị/bà/ôngといった言葉がこんにちは、おはよう、こんばんは、更にさようならと記されており、一つでそれら全てに利用できる事が説明されている。
ところが、様々な言語に対応した多言語学習アプリでは事情が異なり、おはように対応する言葉として、Chào buổi sáng 、こんにちはに対応する言葉としてChào buổi trưa こんばんはに対応する言葉としてChào buổi tốiという形で単語学習が行われる。
これは英語を基準として問題を作成し各言語に翻訳しているからだと思われる。
実際にChào buổi sáng なんて挨拶している人を見たことは私は無い。知り合いに聞いても「なんでわざわざbuỗi sáng を付けるの?」と言われてしまう。
つい最近VVレッスンのBình先生(南部)に確認したらベトナム人同士で使うことは無いとはっきり教えてくれた。(この行より前は一年くらい前に記して下書きのままだった。ここからは本日書き足した部分。2020/05/05)
けど北部のhồng先生はChào buổi tốiって挨拶してくれたことがあった気がするけど、あれは相手が日本人だからかな?


多言語学習アプリ例
◇nemo



◇Drops

Dropsの辞書サイトで見ると、英語のGood evening,Good afternoon,Good morningをベースに問題作っちゃったんだろうなぁって感じが伝わってくる。
多くの多言語学習アプリは英語とスペイン語あたりで問題を作って、それを各言語に翻訳して多言語化しているようで、日本語とベトナム語の組み合わせだとかなり不自然になる事がある。
ある程度は目をつぶるしかないだろう。
ようは学習する側が実際には使わない表現を把握していれば済むこと。

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