Summonerというゲームについて
Summoner
ここ2年ほど『ごっつ三国』ばかりやっていたけど、私はタワーディフェンスタイプのゲームが大好きで、勧められたのでこの「Summoner」というゲームをプレイしてみた。このゲームはタワーディフェンスかつ放置ゲームであり、どちらも私が大好きな要素である。
さらに『ごっつ三国』みたいに、特定の時間にアクセスしないと出来ないイベントもなく、いつプレイするのも自由である。
- タワーディフェンス
- 放置ゲーム
- 時間縛り無し
ここまで私の好みにばっちりあったゲームは無いのではないか? という気がするのだが、しかし、あまりハマれない。
ゲームの基本は手に入れたモンスターを配置して敵のモンスターの侵入を食い止めるというもの。
モンスターにはそれぞれ異なる能力があるので、どのように布陣させるかで結果は大きく異る。
この布陣を考えるというのも私が大好きな要素である。
モンスターはコインを与えることで徐々にレベルアップする。
コインは戦闘していればどんどん手に入る。
戦闘
戦闘は基本的に放置しておくだけ。
放置ではない要素としては画面下の真ん中に配置されている火球、極度凍結、イカヅチの3つの魔法を使うことが出来る。
使う魔法をタップし好きな場所を指定して敵に被害を与えることが出来る。
どうしても勝ちたいというような状況ではこの3つの魔法を使う。
出来るのは手に入ったコインでモンスターのレベルを上げる事くらい。
このゲームは回数制限とか、戦闘する度に減る食料とかそういうのが無いので、いくらでも遊べる。
こういう自由も私の好みに合っている。
戦闘はステージ制になっているが、1が終われば自動的に2になり、3,4,5と自動でどんどん進む。負けるかステージ60をクリアすれば終了する。
まとめ
私の好きな要素だらけのゲームなのだけど、いくらでもプレイを行うことが出来、放置していてもどんどんコインが貯まり、コインを使ってどんどんモンスターをレベルアップできるのは便利すぎる気がする。
画面を見ながら強くなったモンスターの活躍を見るのは楽しいのだが、画面を見ずに完全に放置していてもどんどんコインは貯まるので、必然的に放置しておくことになる。
そして、例えばステージ30で敗北して終了していたとしたら、溜まったコインでモンスターをレベルアップして、また戦闘スタートで放置。これを繰り返していれば、次は31をクリアして、その次は32をクリアしてと、自分が見ていなくても初クリアを繰り返すことになる。
放置できるのは良いのだけど、初めてクリアするステージを完全な放置で画面を見ていなかったら勝利の実感はとても薄いものになる。
まぁ最終ステージの60は大概相手がとても強いので、3つの魔法を駆使して戦う事になり、そこだけは達成感がある。
あと、他のプレイヤーとの対戦は無いので、他のプレイヤーに勝つ喜びも、負ける悔しさも無い。
何度でも何度でも放置しておけば確実にコインは貯まり、モンスターのレベルは上がるので勝てないステージもいつかは勝てる。
やっぱり、何の努力をしなくてもレベルが上がり続けて勝てるようになるというのは張り合いが無さすぎる。
Plants VS Zombiesの一作目みたいにレベルアップの概念が無いほうが面白い。
レベルアップという概念が無ければそのキャラの特性を考えて勝てない面でどのように配置すれば勝てるのかを必死になって考える事が出来る。
このゲームをプレイしたおかげで分かったこと、私が好きなのは布陣を考えて、考えた布陣がどのような成果を出すかを見ながら酒を飲むという行為が好きなのであり、放置はあくまで自分が酒をゆっくり飲めるという程度の放置であって画面を見ないで放置しておくという事ではない。
画面を見ないで放置しておくと強くなるから放置するというのはまったく面白くない行為であり、それをやらざるをえないゲームシステムはやはり不愉快なものなのだとわかった。
そうだ、『ごっつ三国』の放置である巡回もなんだか不愉快だなと感じていたのだけど、理由は同じで画面を見ずに放置しておくのが前提だからだ。
命令して放置を繰り返す必要があり、例えば身支度をする前に命令して放置し歯を磨いたり顔を洗ったりしていたが、命令がいつ終わるかなぁとか考えてしまうのは気が散って精神にマイナスの影響を与えている上に、そもそも命令して放置を繰り返す行動は面白くもなんとも無い。
面白くもなんとも無い事を前提にしたゲームを遊んでも面白いわけがない。
『ごっつ三国』の場合、放置して集めた素材や金貨でキャラを強くして対戦をするので、対戦は人間が相手だから勝つか負けるかわからないので勝てば達成感があるのだけど、このSummonerというゲームはひたすら放置して徐々に強いステージを攻略するだけなのであるから張り合いが無いのは当然だと言える。
もやもやとしていた感覚が文章にする事ではっきりとした。
やはり分析するには文章にまとめるのが良い。
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