ごっつ三国の趙嫗様を漫画っぽい絵で描いてみる
ごっつ三国の趙嫗様(Bà Triệu)を画面見ながら描いてみた。
絵を描く事から長い間離れていたのでリハビリ的な目的と現代の作画環境に慣れるという2つの目的があった。
ちょっと前に三国志コラムで手抜きの写実的な絵を描いて掲載したことがあったが、あの時はツールのチュートリアルすら行わずに色鉛筆的な塗りを行って終わらせていた。
今回は漫画的な絵を描くことにした。漫画的な絵を描くのは実に20年以上の間があいている。
出来上がりにはあまり満足していないのだけど、メディバンペイントというツールの特性を理解するのには役立ったと言える。
自分の備忘録的に作業手順を記しておく。
1.下書き
鉛筆モードで適当に描く消しゴムと鉛筆を何度も切り替えながら進めた
完全に一本の線にまとめたりはしない
2.ペン入れ
まずペン入れレイヤーを下書きの上に作成
下書きレイヤーは透明度を半分に上げてペン入れの線を見やすくする。
今回は塗る予定の色に近い色で対象物の線を描くことを試した。まぁ悪くないと思ったけど、象の輪郭線は当初塗る予定の色と同じ色を使ってしまって色を塗った時に凄く分かりづらかった。
なので後から象の部分だけ濃い灰色でペン入れをやり直した。
3.色塗り
色塗りレイヤーはペン入れより下に作成。こうすることで昔のセル画みたいに適当に塗っても線に影響を与えないので色塗りが簡単にできる。
色塗り自体は結局色鉛筆的にひたすら線をひいた。
色塗りに関してはメディバンペイントの便利な機能を試すことは無かった。
4.背景
背景はメディバンペイントのグラデーション機能と集中線ガイド機能を使って作成
10分くらい
ただ、この絵を見るとわかるように帽子の一部が透けて背景が見えてしまっている。
見た目は白でも白を塗っていない箇所は背景が透けてしまうという事がわかったので、慌てて色塗りレイヤーを複製して影レイヤーをつくり、シルエットを白塗りで作成した。
この影レイヤーのおかげで帽子は透けなくなった。以上で完成
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