国際ベトナム語能力試験iVPTの模擬試験
昨年、実用ベトナム語技能検定試験ViLTを受けた。
日本で受けられるベトナム語検定は2種類あり、もう一つは国際ベトナム語能力試験iVPTである。
こちらは昨年気づいた時にはもう終わっていたので受けられなかったが、今年の2月11日開催については申し込んでいるので受ける予定。
その国際ベトナム語能力試験 模擬試験問題が届いた。
注文するのが遅かったので一ヶ月前ギリギリのタイミングで届いた。
そこで早速初級Aレベルcấp độ A の模擬試験を行った。
模擬試験
まず、始めてみたら問題も音声も説明は全てベトナム語であった。
とっかかりから面食らった感じで問題の説明をまともに聴き取れず、結果何を答えて良いのか良くわからなくなってしまった。
問題のテキストは北部の単語に南部の単語がカッコ付きで記されているのでViLTより南部の人に配慮した内容となっているが、説明の音声は北部発音なので普段南部発音でレッスンしている私が聴き取るのは困難であった。
聴解問題はそんな感じで途中少し慣れたものの散々な結果となった。
20門中正解は僅か7
続く読解問題
こちらはまぁ南部の単語が併記されているのでそれなりに回答出来た。
けれど、結構知らない単語がいっぱいあって、意味が理解できない問題も多かった。
結果、20問中正解は14
合計すると40問中21であり、1問2.5点なので52.5点、A1合格ラインが60なので初級のA1すら届かなかった。ちなみにABC各レベル試験は点数によって評価が変わり、80点以上だとA2になる。
A1すら届かなかった私はA0とでも言うべきか。
ViLTは6級合格だったが、5級には届かなかった。iVPTのA1はViLTの5級相当と言えるのかもしれない。
まぁ説明全てがベトナム語なので問題の中身よりそこに引っかかった感じもする。
ViLTで説明がベトナム語になるのは4級からなので、初級からベトナム語であるiVPTは初級ですらハードルが高く感じる。
試験対策
残り26日、何をするのかについて
ViLTの時は試験前に北部のHana先生とオンラインレッスンを繰り返して対策を取ったのだけど、今回どうするかまだ決めていない。
とりあえずは南部の先生のままで良いかなと思っている。
北部音声の単語音声を聞くのは既に始めていて、北部発音のロゼッタストーンも再開する予定。
ただ、私がベトナム語を学習しているのは検定に受かるためではなくて、普通にベトナム語を喋りたいだけであり、私は多くの人と同じ様にベトナム最大の商業都市ホーチミン市に用があるので北部発音では問題がある。
だから、まずは南部発音で喋られるようになるべきで、言葉の揺らぎとして北部発音に対応するのは南部発音で喋られるようになってからで十分なのである。南部発音と北部発音を同時に学習すると覚える事が多くて混乱するし効率が悪い。
なんて本質的なことを書いてしまうと試験勉強はやめるべきだという結論に達してしまうが、申し込んでしまったし、模擬試験問題も買ってしまったし乗りかかった船だからこのままちょっと試験勉強を進めてみる。
ただ、iVPT受験語、さらにViLTの5級4級を受けるのか、来年もiVPT受けるのかはなんとも微妙。
まぁ先の事はここで記してもしょうがない。
Bレベルtập độ B
そうそう、今回iVPTは初級のAレベルtấp độ A だけでなく中級のBレベルtập độ Bも申し込んでいる。
ViLTは1級から準6級まで全てマークシートのみの選択問題であり、運だけで合格する可能性が存在するが、iVPTはBレベル、Cレベルでは口述試験、筆記試験があり、自分で文章を考えなければならない。
私はなんとなくこれを試してみたかったのでBレベルも申し込んでしまったのであるが、Aレベルで苦戦するようでは多分話にならないだろう。
とはいえ、どんな結果になろうが受けてみようとは思う。
口述、筆記は貴重な体験になるかもしれない。
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