iVPT国際ベトナム語能力試験の結果 


 3月31日、2月11日に受けたiVPT国際ベトナム語能力試験の結果がメールで送られてきた。

メールにはPDFが添付されており、PDFで結果を確認した。

結果は60点のA1であった。

iVPT国際ベトナム語能力試験はA、B、Cの三段階に分かれており、Aが初級、Bが中級、Cが上級となる。

そしてそれぞれに60%以上で1、80%以上で2となるのでAで60点以上はA1となる。

A2を目標に絞っていたわけなので、A1、しかも本当にぎりぎりの60点というのは想定を大幅に下回る結果となった。

結果を見た時はかなり落ち込んだが、その事をツイートしたり、話たりすると、点数が悪かったことよりA1に合格したことを祝ってくれたり褒めてくれたりする人が多くて救われた。

結果の詳細


Aは筆記や口述は無く、聴解、読解のみとなる。それぞれが50点で合計100点満点となっている。

私は普段南部の発音しか練習しないので北部発音、北部言葉の聴解はかなりの難関であると感じていた。

その対策として北部発音の学習アプリ ロゼッタストーンを最初からやり直したりしたわけであるが、結果を見ると苦手な北部発音の聴解が32.5点、読解が27.5点となった。

つまり、苦手な筈の聴解の方が読解より良い点数となっている。

読解が60%を切っている事自体が酷すぎるだけと言ってしまえばそれまでなのだけど、もし聴解があと1問間違っていたら合格しなかったと考えると、ロゼッタストーンをやり直したことは結果に繋がったのだろう。

逆に、基礎をやり直すことに重点をおいたため、A2に必要な普段会話で使わない硬い表現がまったく疎かになり、読解の悲惨な結果を生んだとも言える。

まぁ私が目指しているのは南部発音での会話であって、総合的なベトナム語能力向上ではない。

その方向性からするとこの結果は実に妥当なものであるという事になる。

Bレベルについて

箸にも棒にも掛からない結果
ここに記載しても何も考察に繋がらないので割愛する。

これから

昨年6級に合格した(5級に落ちた)実用ベトナム語技能検定試験ViLTについて、5級を受けるかどうかについては未だ決めかねているが、過去問で5級の模擬試験を試してから判断したい。
というのも、今回iVPTのBレベルを受けてみて、口述や筆記を体験したことは有意義ではあったが、自分に必要な試験とは思えなかったのも事実である。
ViLTの5級にしても、特別な試験対策なしで合格できるのであれば受けたいが、試験対策をしてまで受ける気はしない。
重要なのは自分に必要な基礎固めをしっかりと行い、南部発音での会話が出来るようになること、この目標をブレずに進んでいきたい。
ベトナム語を活かして就職活動したい人などは両方の検定を受ける価値は十分にあるが、私のように仕事に困っていない人間にはまったく不要である。
ただ、一緒にベトナム語を学習している仲間との会話はお互いを勇気づけ、とても意味のあるものだと感じる。
なので、目標からブレない範囲で試験対策なしで受かる範囲で試験を受けたい。
今はそう思っている。

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