ベトナム語学習についての近況 私に足りなかったもの

 2022年令和4年が始まったということで、ベトナム語学習の近況を記しておく。

私は2006年から一応ベトナム語の参考書を見始めたりしていたが、その時は本気で学習しているとは言えなかった。そんな状態が2009年まで続いた。(この期間に習得した技能はベトナム語のタッチタイピングくらいである。もっともそれは2006年時点で習得していたので以後は何も無い)

2010年から2015年の時期はベトナム語と英語を同時に日課のように毎日数時間学習していたが、労力に対して成果はほとんど無かった。そのためばったりと学習をやめ一時期何もしなかった気がする。(この時期は平日禁酒していた)

ここまでずっと独学で独自の学習方法を行っていた。

そこから学習アプリの模索をして色々と試すようになった。

結果Dropsとロゼッタストーンに絞って学習を行うようになった。

便利なアプリで続けていたが、相変わらず会話を聞き取ることは出来なかった。なので会話は成立しなかった。

そこで2020年からオンラインレッスンを始めた。

これは明らかに効果があった。実際に発音し先生の発音を聞く事により徐々に発音と聴解の能力が上がってきていると感じている。

ここまでは以前にも幾つかの記事で記している。

近況

最近になって気がついたことがある。

Dropsで単語を覚えても、オンラインレッスンで様々な例文を発音しても、それらは基本的に表示されるものを追っているだけであった。

このため、テキストがない状態で実際の会話となるとてんで話しにならない状態になる。

とにかく、実践が足りていないのである。

読書も足りない、作文も足りない、とにかく実践が足りない。

そう気がついてから、ハッとした。

これはつまり、プログラミング言語に例えれば教科書を読み、例となるプログラムを入力するだけを延々と続けているようなものだと。

当然ながらプログラミング言語の習得に必要なのは自分で考えてプログラムを作ることである。

ただひたすら命令文を読んでも意味のある知識として定着などしない。

その命令を使ってみて初めて意味のある記憶となる。

使う、とにかく使う。私は子供の頃、そうやってプログラミングを覚えた。

ベトナム語も同じだ。今更ながらそう気がついた。

実践しかない。

Dropsで単語を学習したら例文を作ってみる

オンラインレッスンで出てきた文章は名詞を組み替えたりして文章を作ってみる。

こうした事をやるしかない。

そして読書。本を読むことで色んな用例に触れることが出来る。

私が文章を書くのが得意なのは小説を読みまくったことと、感想文を書きまくった事が全てであり、良い文章を書くための勉強なんてことはしたことがない。

やるべきことはわかった。

後は前に進むだけ。

そのためには時間の使い方を工夫する必要がある。

当たり前のように続けていたスポーツ観戦(サッカー、テニス)こうした事に使う時間を削減しなければならない。

疲れた時の休憩は必要だが必要以上の時間消費を減らさなければならない。

一ヶ月後、一年後、充実した時間だったと思えるように過ごしたい。

余談

2006か2007年に私はベトナム語の数字の数え方を覚える目的でOpenOffice Calcの独自関数を作成した。数値を入力するとベトナム語の読みを自動的に表示するものである。
この関数を作る過程でベトナム語の数え方、桁上りの概念はしっかりと自分のものにする事が出来た。
これに気を良くしてベトナム語を日本語に翻訳する関数まで作ろうとしたのだが、数字の様に規則が明確ではない為、作成は困難であり挫折した。
そのタスクは今もGoogle ToDoリストに残っている。




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