ベトナム語学習の近況 2022/12 học tiếng Việt
8月に3年振りにベトナムに行って以降ちょっとベトナム語に対するモチベーションが下がっていたが、8、9月はChâu 先生との集中レッスンをしていたし、並行してBeba先生とのレッスンもしていた。(Châu 先生は多忙なので9月末迄と決まっていた)
10月以降はレッスンはBeba先生のみとなりマイペースで急がず無理をしない範囲でベトナム語の学習を続けていた。
多分、以前よりも復習する余裕があるので教えてもらったことへの理解度は増しているように思える。
その割には最近はベトナム語そのものに対するブログ記事を書いていない。
以前よりベトナム語の知識は増えているのだけど、知識が増えたことよりまだ全然理解していないという事実認識のほうが強くて記事にしたいとは思えないでいた。
だけども、現状を記録しておくのもの良いかと思いここに記している。
南部発音のBeba先生と毎週レッスンをしていると徐々にVをヤ行で発音することに慣れてきている気がする。
Beba先生とレッスンを始めたばかりの頃はA và B (AとB)といったVの部分をヤ行音で発音されると何を言われているのかわからなかった。với gia đình (家族と)のVも当然ヤ行、vợ chú (あなたの奥さん)のVもヤ行、何を言われているのかわからない状態だったが、毎週レッスンをしてもらっていると段々とわかってくる。
北部弁はザ行音がやたらと多いが南部弁はヤ行音がやたらと多い。それは以前からわかっていたが、8月以前はVはヴァ行音で発音していたので今ほどヤ行音が多くなかった。
gia ヤ行音 北部はザ行音
và ヤ行音 北部はヴァ行音
dạ ヤ行音 北部はザ行音
ra ラ行音 北部はザ行音
南部のラ行音の多さも凄いが北部のザ行音の多さも凄い。まるで別の言語。
文法
発音は物凄く重要で、そこを頑張らないと聴き取ることも出来ないのだけど、次の段階として文法も重要で最近は徐々に使える文法が増えてきている。
毎日のDropsでの単語学習後に作る例文では教えてもらった文法をなるべく使うようにしている。使わないと記憶が定着しないので例文作成は重要。まぁ学習した単語も使わないと忘れるので、単語と文法を両方とも記憶に定着させるために例文を作る。
ただ、誰かにチェックしてもらっているわけではないので間違った例文作ってもそのまま間違いに気が付かない状況ではある。ツイートしても間違いを指摘する人はまずいない。
Beba先生はレッスン後にレッスン動画とレッスンで利用したスライドを共有してくれるのでとてもありがたい。
過去のレッスンで教えてもらった文法を見返すと、ちゃんと身についていない文法はすぐに気がつくので、再練習ができる。
使う言葉も南部の言葉なので市販の教材ではなかなか知ることが出来ない言葉をたくさん知ることができる。
そう、南北で同じ単語の発音が異なる事や、南部で使われている単語(名詞)が異なる事は以前から知っていたが、動詞や文法も異なる部分が多い。
そして、会話では正しいとされる文法とはかなり異なる話し方をする事も教えてもらえる。
Em khỏe không? ではなく、khỏe không , em?
Em khỏe không, em?
といった主語にあたる部分を最後に持ってきて親しみやすさを出す表現をかなり初期に教えてもらったが、まだ使いこなせないでいる。
ベトナム語と日本語の両方がネイティブレベルであるBeba先生ならではの説明はとてもためになると感じる。
例えば完了を意味するrồi
主語 + (đã) +動詞 + 目的語 + rồi .
(完了)もう~した
と教えてもらった。
この、rồi の部分が日本語では「もう」に当たるのだそう。
日本語を理解しているからこその的確な説明は市販の教材や検定試験などでは得られないとても特別だと感じさせてくれる。
いつ? を意味する以下の単語
chừng nào/khi nào/lúc nào / hồi nào/bao giờ
南部ではchừng nào/hồi nào(過去限定)を使うのは以前Bình先生に教えてもらっていたが、khi nào はかたい表現で使わない事や、bao giờ のようにより具体的な表現を好んで使うことを教えてもらった。
一つの言葉、一つの文法を教わる時、同じ意味の様々な表現を教えてもらえるのもありがたい。
A bằng B AとBは同じくらい
A và B bằng nhau AとBは同じくらい
こうした表現の豊富さ、自然な表現、とても充実していると感じる。
こんな凄い先生にマンツーマンでオンラインレッスンを受けられるなんて、本当に幸せなことだと思う。
Beba先生はYouTubeチャンネルも人気でとても為になる
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